こんばんは、Jayです。
“発音が似ていて違いがわからない英単語を募集 ~第13弾~”にご応募くださった方々、ありがとうございました!!
本題の前に、ご応募いただいたもの中に以前にやらせていただいたのがあったのでそちらをご紹介します。
あと、“four”と“for”の発音は同じです。
それでは本題です。
「小屋」を意味する“hut”と「熱い」を意味する“hot”の発音の違いとコツをやります。
“hot”は「ホットコーヒー」などで日本でもよく見掛けるかと思います。
“hut”はあまり見掛けた事ないかもしれませんが、ピザ屋さんの「ピザハット」(Pizza Hut)はこの単語です。
共通するのは音節が1つだけという事です。
音節の数は母音の音の数とお考えください。
どういう事かと言うと、日本語で「ハット」や「ホット」と発音すると母音は2つ(「ホット」なら「オ・オ」)聴こえます。
しかし“hut”と“hot”で聴こえる母音は、“hut”なら「ア」で“hot”なら「オ」のみで、最後の「ト」の「オ」は聴こえません。
違いは出だしの音です。
“hut”なら「ハ」で“hot”なら「ホ」。
しかしどちらも日本語発音とは違いますね。
それもそのはずで、「ハ・ホ」とは言っているのですがその時の口の形が少し違います。
そこら辺も踏まえて両者の発音のコツをみていきましょう。
“hut”の発音:
口をややすぼめて「ハッ」。
普段なら母音が「ア」の時は口を広げますが、この「ハ」は口を広げずにむしろややすぼめて(閉じ気味)で「ハ」と言ってください。
「ハッ」と言った時から口をあまり変えず、舌を上の歯の裏に当ててロウソクの火を「フッ」と吹き消す感じで「トゥ」。
「トゥ」の母音は「ウ」なので口をすぼめたくなるかもしれませんが。「ハッ」と言った時以上にはすぼめないようにしましょう。
“hot”の発音:
口を母音の「ア」の形に広げて「ホッ」。
こちらは普段「ハ」と言う時の口の形で「ホ」です。
↑こうする事によって「ハ」と「ホ」の中間のような音となります。
舌を上の歯の裏に当ててロウソクの火を吹き消すように「トゥ」。
さきほどと同じように口をすぼめないように気を付けましょう。
以上が発音のコツとなります。
それでは実際に違いをお聴きください。
いかがでしたか。
出だしの違いはわかりましたか?
ご応募者様は“‘t’が‘d’に聴こえたり”と悩んでおりました。
もし同じような悩みをお持ちの方は、“hut・hot”と発声する時に喉仏に指を当ててみてください。
“t”の時に喉仏は震えていないはずです。
逆に“d”で終わる発音では喉仏が若干震えています。
この違いが“t”か“d”かの目安となります。
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