おはようございます、Jayです。
いきなりですが、皆さんはアメリカに今とは違うもしくは日本並みの銃規制は必要かと思いますか?
アメリカの銃乱射事件の報道を耳にしてももう驚かないという方が多いかと思います。
実際にアメリカで育った身として、(我が家に銃はありませんでしたが)銃は身近な存在であり、知り合いが流れ弾に当たったり(幸い命に別条なし)私自身は7歳か8歳の時にサマーキャンプのイベントで本物の(子供用)ライフルを撃った事があります。
日本人には銃が身近にある感覚が分かりづらいでしょうし、“銃があるから乱射が起きるんじゃないの?”と思いの方もたくさんいらっしゃる事でしょう。
今回は“おそらく多くの日本人が誤解されている”と思われるアメリカの銃に関してを書きたいと思います。
「誰でも銃が買える・持てるわけではない」
“10歳の子がお店に行っても銃は買えない”と当たり前のような事を言っているわけではありません。
“大人なら誰でも持てる”というわけではないのです。
アメリカは運転免許を取得出来る年齢が州によって変わるなど、各州ごとにそれぞれの法律があります。
ですので州によって銃が買える・持てる人は変わりますが、重罪を犯した事がある・銃関連の犯罪を犯した事がある・薬物/アルコール中毒者・精神疾患がある人達は持てない場合が多いです。
それは永久に持てなくなる州もあれば有期(〇年など)で持てない場合も。
ちょっと脱線しますが、ここで日本の話。
日本では昨今“アクセル・ブレーキの踏み間違い”による事故報道を目にしますし、ニュースで流れても“またか”とお感じの方も多いかと思います。
踏み間違いは高齢者に限らず若者にも起こり得るし、実際に私は事故にはならなかったけど踏み間違えた事あります。
しかし踏み間違えて実際に事故を起こすのは判断能力が低下してきていると言われる高齢者に多い傾向にありますね。
車は“走る凶器”と言われるように人の命を奪ってしまう危険があり、判断能力が低下している人は免許返納するべきかどうかという議論があるのも事実。
要は“誰かに危険を及ぼす可能性がある人は免許を返納すべき”というのが世論でしょう。
これがアメリカの共和党やNRA(全米ライフル協会)の銃に関する意見と似ています。
運転免許証に置き換えて彼らの意見を話すと、「運転免許証は法律で所持を認められているので問題はない。過去にアルコール中毒者やあおり運転などの危険な行為をした者をその度合いによって免許を停止したり一生取り消すなどして運転させなければいいのだ。」。
日本政府が“昨今あまりにも踏み間違い事故や飲酒運転などが多いから”と法律を変えて全員の免許を取り消したら困りますよね?
“ほとんどの人はちゃんと交通ルールを守って運転しているのに、何で一部の違反者のせいで私達の免許まで取り上げないといけないんだ。もっと人員を増やしたり取り締まりのシステムを変えればいいだろ。”という意見が生まれると思います。
もちろん車と銃の用途は全然違いますが、銃規制に反対する人の意見はこれに通じるものがあります。
確かに銃を所持している人のほとんどはあくまで自己防衛のためで犯罪目的ではありません。
私の友達で実家(自然豊かな所)の人が銃を持っている人がいましたが、「家の周りに野生動物が多く襲われない・襲われた時のため」と言って私は納得しました。(日本も猟友会の存在と同じような理由かと思います)
さて長くなりそうなので今回はここまで。
次回はアメリカの銃規制に関する私の意見などを書きます。
今度の週末に後編を書くつもりですが、もしお時間がありましたら皆様なりのアメリカの銃規制もしくは日本の車による事故をどうすれば無くせる(減らせる)か考えたりご家族間で(ソーシャル・ディスタンシングをして)話し合ってみてください。
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