「しかし」を意味する“but”と“however”の違い

こんばんは、Jayです。



意味の違いがわからない英単語を募集 第5弾”にご応募くださった方々、ありがとうございました!!

今夜は「しかし」を意味する“but”と“however”の違いをやります。


まずは文法的な事

“but”は二つの文を繋げる役割を持っていて、文中にのみ使える

つまり、“But ~”や“~ but.”と文頭や文末には使えません。

“however”は二つの文を繋げる事も一つの文の中でも使え、文の中のあらゆる所で使える

“but”と違い、“however”は文頭、文中、文末でも使える可能性があります。


次に意味合い的な事

意味合いは非常に似ていますが、微妙に違いがあります。

“but”は単に反する意味合いを引き出す時に使う

例:

“I was hungry, but I didn't eat.”

「私はお腹が空いていたけど食べなかった。」

お腹が空いていれば食べますが、しかし“食べなかった”という反対の事をしたので“but”を使いました。

ちなみに反対の事をせずに「お腹が空いたから食べた」なら“I was hungry, so I ate.”と“so”を使います。


“however”は反する/新しい情報を出し、さらに“驚き”や“強調”を含んでいる

“but”は淡々とした印象を与え、“however”はより感情がこもった印象を与えます。

奇跡的に死者が出なかった糸魚川市の火災を例にみてみましょう。

「糸魚川市で大火災が発生し、140棟ほどの建物が燃え落ちましたが死者は出ませんでした。」

“There was a massive fire in Itoigawa City that destroyed about 140 buildings, but there were no fatalities.”

“There was a massive fire in Itoigawa City that destroyed about 140 buildings; however, there were no fatalities.”

“but”の方は単純に事実のみを伝えている感じがしますが、“however”は“これだけの火災にも関わらず死者は出ませんでした”感があります。


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