おはようございます、Jayです。
年末や季節毎にいろんなテレビ局で警察に密着した番組をやりますね。
日本は誰かが犯罪の容疑がかけられて逮捕されると顔や名前などが公表されますが、みなさんはこの顔や名前公開をどう思いますか?
私は逮捕者の名前・顔公開には賛否両方ありますが、統一というかちゃんとした基準を設けて欲しいと思います。
と言うのも日本の報道で不思議に思う事があるからです。
「容疑者の顔にはモザイクかけないけど受刑者の顔にはモザイクをかける」
もっと言うと容疑者の名前は公開するけど、受刑者の場合は「受刑者A」などとされています。
「容疑者」とはその名前が指し示す通りあくまで“その疑いがある”だけで、有罪判決が出てそれが確定する以外は無罪です。
報道の中にはあたかも“逮捕=有罪”で容疑者の話をしているのを感じるのがあり、こういう意味では公開に否定的です。
受刑者とは“刑を受けている者”で、(中には冤罪の人もいるかもしれませんが)法律上は犯罪を犯した事実が認められてそれが確定した人達です。
なぜ“容疑段階”の人達が公にされて“有罪確定”の人達が伏せられるのでしょうか?
もしどちらかにモザイクをかけるのならばそれは容疑者達でしょう。
“更生に影響を及ぼす”といった理由で受刑者の顔にモザイクをかけているのを説明している番組を観ましたが、それならば容疑者達はどうなのでしょうか?
逮捕されたけど不起訴になった人もいるでしょうし、そういう人達からしてみると名前も顔も公開されたのは社会的地位が脅かされた事でしょう。
最近はたまにニュースで「〇月の△事件ですが容疑者となっていた人は不起訴となりました。」とちゃんとその後どうなったかを報道しています。
しかしここでは名前は伏せたままです。
これだと何て言う人が不起訴になったかは私達が能動的に調べないとわかりません。
それなら逮捕時から伏せて欲しい。
“アメリカはどうなの?”
アメリカは逮捕された人も受刑者もちゃんとモザイクなしで統一されています。
“未成年も?”
未成年は事件内容によりますが、悪質性が高い事件だと未成年でも顔と名前が公開されます。
例えばここ数年だと中学生の年齢の少年が名前も顔も公開されました。
そう考えると警察24時などはしっかり顔にモザイクをかけているから理にかなっているかなと思います。
そうそう、こういった番組で「〇〇容疑で逮捕」や「△△容疑で検挙」といったのを見かけます。
逮捕も検挙のうちかと思いますが、ここでいう「検挙」は逮捕せずに手続きを進めたのかなと予想しています。
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