おはようございます、Jayです。
田中英壽容疑者の理事長辞任が承認され、日大は留保していた背任事件の被害届を出す事が決まったと報道されました。
この「被害届を出す」を英語で言うと?
「被害届を出す」=“file a police report”(ファィォ・ア・パリース・リポートゥ)
例:
“Where can I file a police report?”
「どこで被害届を出せますか?」
“You can do it at the nearest police station or online.”
「最寄りの警察署もしくオンラインで出来ますよ。」
“police”(警察)+“report”(報告書)
“police report”とは「警察の報告書」の事ですので厳密に言うと警察官が書くものです。
ですのでそれを警察官ではない市民が“file”(提出する・届け出る)のはおかしく感じるかもしれません。
実際に警察官が仕事で書く報告書も被害届(盗難届など含む)も“police report”と言われています。
アメリカは実際に最寄りの警察署に行くかオンラインで出来ると言いましたが、警察によってはオンラインで出せる被害届が限定的だったりするので事前にご確認ください。
例えば“LAPD”(ロス市警)のオンラインで出せる被害届の種類は以下の通り。(ウソの被害届は犯罪です)
・嫌がらせの電話
・遺失物
・器物破損
・盗難
・車上荒らし
・小規模の車両同士の事故
・当て逃げ/ひき逃げ
日本は主に各都道府県警と警察庁の2種類のみかと思います。
これがとても細かくて複雑です。
例えば日本に市警があるとします。
日本だと神奈川県警の下に横浜市警がある感覚になるかもしれませんが、アメリカは違います。
カリフォルニア州警察の下にロス市警があるわけではなく、(もちろん協力する時は協力しますが)カリフォルニア州警察は州から予算が出ていてロス市警はロスアンジェルス市から予算が出ています。(物事の進め方や届け出の書式も違う)
日本以上に警察官による犯罪(車内検査で故意に薬物を置くなど)が多いアメリカですが、日本と同じくらい親切な警察官がいます。
ですのでどこに被害届を出せばいいか困ったらまずは最寄りの警察署に行ってみましょう。
英語がわからなくても日本語が出来る警察官がいたり、日本語通訳を委託している事もあります。
あとおそらく多くの州にに弁護士資格を持っている日本人がいると思うのでそういう方に相談してみるのも手です。
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