おはようございます、Jayです。
長らくお待たせいたしました。
今日から“発音が分からないもしくは似ていてわからない英単語を募集 ~第18弾~”で応募いただいた単語の発音や似ていて違いがわからないのをやっていきます。
そんな今日は「ドア」を意味する“door”と「人形」を意味する“doll”の違いです。
実際の発音に近いカタカナ表記(+アルファベット表記):
“door”=「ドーr」
“doll”=「ドーl」
“doll”の出だしを「ダ」とするアメリカ人もいますが、今朝はあえてより違いが分かりづらい出だしが「ド」の方をやります。
ですのでこちらの唯一の違いは「ド」の後の音です。
もっと言うと、実は“door”の“d”を取り除くと“or”(もしくは)の発音で“doll”の“d”を取り除いた発音は“all”(全て)です。
“Door”の発音:
基本的には日本語の「ド」で言いのですが、「ド」と言う時に舌先を上の歯の裏に当ててから言ってください。
日本語の「ド」は舌を口内天井に当ててから言うと思いますが、その舌先の位置を上の歯の裏に変えましょう。
「ドー」と言いながら舌を反ってください。
(口内で)ソフトクリームをペロッと舐めるみたいな感じです。
特に息の出し方を変えるといった必要はなく、単に「ドー」と言っている時に舌を反るだけで勝手に“R”の音へと変わります。
もし“舌を反る”という感覚がわからなければ“舌を口の奥に引っ込めるように”というのでもOKです。
“Doll”の発音:
先ほども言ったように「ド」は同じなので舌先を上の歯の裏に当ててから「ドー」です。
離れた舌を再び上の歯の裏に戻す(当てる)。
この舌をスタートの位置に戻す事で“l”の発音となります。
いかがでしょうか、これが発音の仕方の違いになります。
“door”は「ドー」から音が変化するように聞こえて、“doll”は「ドー」から音がピタっと止まる感じがあるかと思います。
と言いますのも、“l”の“舌を再び上の歯の裏に当てる”をすると口から出る空気が遮断されからです。
逆に“r”の舌を反るだけでは空気が遮断されるわけではないので発音をし続けようと思えば出来ます。
最後の“l”が“音が止まったというより小さい「ル」の音に聞こえた”という方もいらっしゃるかもしれません。
これは再び上の歯の裏に戻した舌先を戻った瞬間に再び離しているからです。
離すと再び空気が口の外へ出て音が出るのでそれが「ル」の音になります。
これをした方がより違いを聞き取ってもらえると思いますが、難しく感じる方は“舌先を歯の裏に当てて空気の流れを止める”だけでも充分です。
では実際に動画で違いを聞いてみてください。
発音はいつもスマホで撮ったのを載せているのですが、スマホを買い換えたので今までのと違っています。
顔をアバターにして撮りました!(笑)
文字よりも口の動きをご覧いただいた方がよりわかりやすいと思ったので。
口の動きは実際の動きと上手く合っているように感じますが、舌の動きは口内に留まったままだと反応しないのでアバターの舌の動きは無視してください。
発音は
“door”⇒“doll”×2
“d・oor”⇒“d・oll”⇒“door”⇒“doll”
“oor”(or)⇒“oll”(all)⇒“door”⇒“doll”
といった感じです。
それではどうぞ。
Have a wonderful morning
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