おはようございます、Jayです。
アメリカ人は「酒」の事を「サキー」と言ったり「こんにちは」を「コニチワー」と言うなど、けっこう間違った日本語を知らないまま使っている事があります。
残念ながら日本にも“和製英語”というのがあるように日本人が使っている英語も例外ではありません。
みなさんは「ありがとうございます」を英語で何と言うかご存知ですか?
そうです、“thank you”や少し砕けた“thanks”などですね。
では「ありがとうございました」は英語でなんて言うかわかりますか?
これをちゃんと知っている人は少ないのではないでしょうか。
私が今まで会った事ある日本人(バイリンガル以外)で知っていたのは数%程度の割合ですかね。
これを読んでくださっている皆様はそのまま“thank you”と言っていませんか?
「ありがとうございました」=“thanked you”(サンクトゥ・ユー)
少し砕けた場合:“thanked”(サンクトゥ)
“thank”(感謝する)+“you”(あなた)=「あなたに感謝します」=「ありがとうございます」
ここでちょっと考えてみてください。
「ありがとうございました」は「ありがとうございます」の過去形ですよね?
なのに“thank you”と現在を使っているのは変です。
ですので正解は“thank”を過去形にして“thanked you”です。
例:
“Thanked you for your help.”
「助けていただきありがとうございました。」
さて、今日から新年度ですね。
あれっ、“今日から新年度”って事は4月1日…
そうです、これはエイプリルフール・ネタのウソです。(;^_^A
昨日の記事最後の質問は今日への布石でした。m(_ _;)m
一生懸命考えてコメントをくださった方々ありがとうございました!
ここから先は本当の事を書きます。
ご安心ください、「ありがとうございました」は“thank you”で正解です。
例:
“Thank you for the other day.”
「この前はありがとうございました。」
ただ“thanked 〇〇(誰々)”は間違った英語でも全く使わないわけでもありません。
「ありがとうございます・ありがとうございました」よりも「感謝する・感謝した」で考えるとわかりやすいかと思います。
例えばお年玉をもらった子供にちゃんとあげた人に感謝したか確認する時。
例:
“Did you thank him?”
「彼/彼女に感謝した?」
“Yes, I thanked him.”
「うん、感謝したよ。」
例2:
“People thanked her for her help.”
「人々は彼女の支援に感謝した。」
まとめ:
「ありがとうございます・ありがとうございました」=“thank you”
「感謝する」=“thank”
「感謝した」=“thanked”
今年もエイプリルフール・ネタにお使いいただき“thank you”(ありがとうございました)。
関連記事:
“‘Thank you’よりも‘Thanks’の方が適している場面”
“「感謝する」を意味する‘Appreciate’と‘Thank’の違い”
Have a wonderful morning
0コメント