おはようございます、Jayです。
今朝“Yahoo!ニュース”を観ていたら素敵な記事に出会いました。
“元”陸上選手の福士加代子さんの半生が書かれている記事です。(大元は“婦人公論”の記事)
彼女はアテネオリンピックの10000mで27人中26位と思うような結果が出ずに陸上を辞めようと思っていた時、高校時代の恩師の安田先生に「負けた事に負けるな」という言葉に救われたそうです。
すごい素敵な言葉だなと思ったので今朝はこの「負けた事に負けるな」を英語訳にしてみたいと思います。
「負けた事に負けるな」=“don't get defeated by your defeat”(ドウントゥ・ゲットゥ・ディフィーティッドゥ・バィ・ヨー・ディフィートゥ)
注:最初の“defeated”は動詞の受動態で2つ目の“defeat”は名詞
例:
“I decided not to quit after my old high school teacher told me ‘Don't get defeated by your defeat.’”
「高校時代の先生が『負けた事に負けるな』と言ってくれた私は辞めない決意をしました。」
日本語表現は「負ける」が使われていますが、意味合い的には「負かされる」や「やられる」ですよね?
ですので「負ける」を意味する“lose”ではなく「負かす・倒す」を意味する“defeat”にしました。
ちなみに“lose”(名詞は“loss”)を使って“don't get lost by your loss”だと「敗北で自分を見失うな」というニュアンスになります。(“lose”は「負ける」以外にも「見失う」といった意味もあるので)
「負けた事に負けるな」、本当に素晴らしい言葉だなと感じます。
私は子供の時から負けず嫌いですが、負けた時はそれに負けていたのですごく心に染み入りました。
勝負事で負けた事がない人はいないと思います。
この前の甲子園で優勝した仙台育英も過去に負けた事はありますし、優勝候補最有力だった大阪桐蔭は準々決勝で敗北を喫しました。
敗北から目を背けずにそこから学んで次へ生かすのがとても大切なんだなと改めて感じます。
福士加代子さんの話に戻りますが、彼女は元々中距離の選手だったんですね。
私が日本に来た時はすでに日本有数のマラソン選手でしたので少し驚きです。
記事内で語られていた初マラソンの“大阪国際女子マラソン”(2008年)での転倒はまだアメリカだったので存じ上げませんでしたが、動画を観て“こんなにフラフラの状態でも笑みを浮かべていられるのはすごいな”と感心します。
「負けた事に負けるな」。
この言葉を心に足してこれからの人生を歩んでいきます。
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