おはようございます、Jayです。
元プロレスラー/国会議員のアントニオ猪木さんが昨日心不全のため亡くなられましたね。
ご冥福をお祈り申し上げます。
あまりプロレスに詳しくない私ですら彼がプロレスラーだった事は存じ上げていますし、彼の「元気ですかー!元気があれば何でもできる。」というフレーズは幾度となく聞いた事があります。
今朝は彼を偲んで「元気があれば何でもできる」を英語訳してみたいと思います。
「元気があれば何でもできる」=“If you are well, you can have whatever you want”(イフ・ユー・アー・ウェォ・ユー・キャン・ハヴ・ワトゥエヴァー・ユー・ワントゥ”
人によって訳し方は変わるので(私のが絶対正解というわけではない)皆様の中にも“んっ?”と疑問に思った方もいらっしゃると思うのでいくつか“なぜそう訳したのか”を解説したいと思います。
・“well”にした理由
「元気」を表す単語は他に“healthy”や“lively”などがありますね。
“healthy”は「健康」という意味もあり、体だけでなく心の健康(病気がない)も含まれています。
“lively”は「元気」の中でも活発的で「元気いっぱい」という意味です。
“dictionary.com”は“well”を“the quality or state of being healthy in body and mind, especially as the result of deliberate effort”と解説しているように、(下線部分の)努力して得ている健康を表しています。
“well”の方が“healthy”よりも能動的か感じがしましたのでこちらを選びました。
“lively”でも良いのですが、こちらは見た目が元気いっぱいを表しています。(良い例としてお笑い芸人/プロ野球選手であるティモンディの高岸さん)
しかし中には内に秘めた元気を持つ人もいるので使いませんでした。
“well”は包括的な「元気」として使えるので便利な単語です。
・“have”にした理由
「出来る」だから“can do”と訳す方もいらっしゃるかと思いますが、もちろんでもOKです。
私が“have”を選んだのは勝手にw深読みしたからです。
ここでの「なんでも出来る」というのは何か目標を持ってする事と解釈し、その目標を得る(have)と考えてこうしました。
“get”はその得るものが物理的過ぎる感じがしたので用いませんでした。
目標を達成したりプロ野球選手など何かになるのも目標なので、“achieve”(達成する)や“be”(なる)に置き換えるのもいいですね。
いかがでしたでしょうか。
何かを訳すのは必ずしも直訳である必要はありません。
映画など皆さんが観ていて“あれっ、この訳は何か変じゃない?”と思うのはもしかしたら、そんな相手の意図を汲んでの事かもしれません。
アントニオ猪木さんは湾岸戦争の時に人質となっていた日本人達の解放に尽力をされていたんですね。
初めて知りました。
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Have a wonderful morning
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