ホームランを打ったのになぜ大谷選手は仲間から無視されたのか?

こんばんは、Jayです。



大谷選手がメジャーリーグ初ホームラン(3ラン)を打ちましたね。(しかも本拠地初打席で)

ホームランを打ってダグアウト(ベンチ)に戻って来た大谷選手の映像をご覧になりましたか?

なんと、彼は仲間から祝福どころか無視されました。

ホームランはチームにとってプラスだから普通ならハイタッチなどで歓迎されるのですが、彼は何か仲間を怒らせるような事をしてしまったのでしょうか?


実はメジャーリーグでは“ルーキーがホームランを10本打つまでは祝福しない”という暗黙の…ウソです…w


これは“the Silent Treatment”(意味:無視)もしくは“the Cold Shoulder”(冷遇)というメジャーリーグの伝統の1つです。

メジャーリーグで初ホームランを打ってダグアウトに戻ってきた選手は無視/冷遇される


日本のプロ野球ではない事だと思うのでこれを知らずにご覧になった方や実際にホームランを打った選手は驚いた事でしょう。

でもこれは祝福の一環であり、“これからも打っていくだろうから大げさな事ではない”という意味での無視です。(ちょっとしたイタズラ)

大谷選手のようにダグアウトで無視される場合もあれば、選手たちがダグアウト裏へ行って誰もいなくなるという場合もあります。

でももちろんちょっとするとちゃんと仲間から祝福されるのでご安心ください☆


日本はスポーツといえども礼儀を重んじるのでこういう事は非礼に当たるかもしれません。

反対にアメリカはスポーツを楽しむというのが根本にあり、その一環で楽しんでいるものと思ってください。


↓まだご覧になってない方はどうぞ



↓こちらは川崎選手の初ホームランの時です


ちなみにメジャーリーグは不文律(暗黙のルール)で「ホームランを打ったら喜ばずにすぐに1塁に向かう」というのがあります。(打たれたピッチャーに無礼だから)

大谷選手はしっかりこれを守りました。(もし破ったら報復死球や両軍がグラウンドへ出てきます)


関連記事:

メジャーリーグの不文律

大谷選手のニックネームを考えてみた

英語の野球用語:「疑いのないもの」”(意味は「特大ホームラン」)

特大ホームランの英語実況

「ハイタッチ」を英語で言うと?


Have a great evening

0コメント

  • 1000 / 1000