おはようございます、Jayです。
最近たまに“「万引き」という言葉が実際の犯罪行為よりも軽く感じられる”と言った言葉を耳にします。
皆さんもそうですか?
私には万引きも窃盗も同等に感じます。
(場所関係なく)物を盗む行為を窃盗と呼び、その中でお店の中で起きている窃盗を万引きと呼んでいるという認識です。
この「万引き」を英語で言うと?
「万引き」=“retail theft”(リーテイォ・セフトゥ)
例:
“There is a serious retail theft problem in the United States. It is NOT a victimless crime.”
「アメリカでは万引きが深刻な問題となっている。万引きは被害者がいない犯罪ではない。」
注:“not”が小文字ではなく大文字になっているのはそこを強調したい箇所だから
“retail”=「小売」
“theft”=「窃盗」
“retail theft”=「小売(店)での窃盗」=「お店での窃盗」=「万引き」
もしかしたらこの“retail theft”が浮かび上がるから「万引き」が「窃盗」と同等に感じるのかもしれません。
アメリカのニュースを観ているとここ何年も万引きが社会問題となっています。
日本のニュースでも何度かこの事が取り上げられて、犯人が大胆に堂々とたくさんの物を盗んでいく映像を観た事があります。
“何でこんなに頻発しているのか?”ですが、お店の人も誰も声をかけたり制止しようとしないからです。(警察がいない国で犯罪が横行する感じですかね)
そもそも想像するとお店の人が万引き容疑の人に声をかけるのはとても勇気がいると思う。(抵抗されたり誤認の可能性もあるなど)
ではなぜお店の人が制止しないかと言うと“止めなかった時のリスク”と“止めた時のリスク”を天秤にかけた結果ですかね。
例文にあるように万引きも立派な被害者がいる犯罪ですが、捕まえる時に自分のお店のスタッフが怪我をしてそれにかかる治療費や犯人が怪我をして訴えられたりなどの方が被害が大きいと考えるからです。
↓ヒューストンの家電店では万引きを捕まえようとした店員さんがクビになったと訴えています。(店員さんも万引きを捕まえようとしてクビになるならしませんよね)
もちろん中にはそれでも止めようとする人もいます。
・元海兵隊員がコンビニ強盗を防いだ(逮捕されたのは14歳)
・海兵隊のリクルーターや市民達がモールの万引き犯達を止めた
アメリカのショッピングモールによってはアメリカ軍の新兵を募集するブースがあり、そこで募集活動をやっていた海兵隊員達と近くにいた一般市民たちが協力して捕まえました。
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