返事は“Yes/No.”だけでなくさらに続けた方が良い理由



日本では英語を教える時に“Yes/No”だけでなく、その後も文章を続けさせるようにしますね。

もしかしたらこれに“何で最後まで言わなくちゃいけないの?“Yes/No”だけでいいじゃん”とお感じになられている方も多いはず。


日本語に置き換えてみると:

A:「今日は昨日よりも暑くなりそうですね。」

B:「そうですね、今日は昨日よりも暑くなりそうですね。」


なんか違和感がありますね(;^_^A

おそらく「そうみたいですね。」が多そうな返事かと思います。

しかし私は英語を勉強している方はしっかり文章を完成させる事をお勧めします

それはなぜか?



・「“Yes/No.”だけではぶっきらぼうに聞こえる可能性がある」

例えば店員さんに「〇〇ってありますか?」と聞いた時に返ってきた返事が「はい」や「いいえ」だけだったら“なんか冷たい店員さんだな”と感じませんか?

「はい、ございます」や「いえ、申し訳ありませんが切らしております」が一般的です。

これと同じように“Yes/No”だけでは相手にぶっきらぼうに聞こえてしまいかねません。



・「質問された事に対して適切な返事をする訓練になる」

“Yes/No”で答えられる質問を“Yes/No Questions”と言います。

例としては“Are you ?”、“Have you ~?”、“Have you ~?”など。

これらの質問を答える時に“Yes/No”でつかえてその後が出てこないもしくは間違える人がいます。


A:“Have you ever been to Kyoto?”(今まで京都に行った事ありますか?)

B:“Yes, I went(did go) to Kyoto.”(はい、京都に行きました。)


“Have you ~”で聞かれているのに答えたのは“Yes, I did ~”。

日本語訳をご覧いただくとそのおかしさがわかりますね。


答え方は質問文に合わせればいいのです。

上記の例文で言うと、“Have you ~?”で聞かれているので“Yes, I have ~”もしくは“No, I have not ~”です。

もちろん“Yes/No”だけで意味は通じる場合は多いですが、最後まで言う癖をつけておけば混乱が解消されるはずです。


また“Yes/No”の後がわからなくなる方は相手の質問文が何で始まったか思い出せば自ずとどう続ければいいかわかるでしょう。

これは“Yes/No Questions”以外で答える質問にも使えますよ。


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とりあえず1種類を覚えておけば

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Have a wonderful morning

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