おはようございます、Jayです。
池袋駅前の交番で警察官に刃物を振り回すなどした男が逮捕されました。
この刃物などを「振り回す」を英語で言う時に“brandish”や“wield”を使います。
今朝はこの「振り回す」を意味する“brandish”と“wield”の違いについてやります。
“brandish”(ブランディッシュ)=「振り回す・見せびらかす」
“wield”(ウィーォドゥ)=「振り回す・扱う」
どちらも刃物にしろ拳銃にしろ振り回したり相手に向けたら“brandish”や“wield”が使えます。
ですので池袋の事件はどちらも当てはまります。
例:
“A man brandishing/wielding a knife was arrested.”
「ナイフを振り回していた男が逮捕されました。」
「振り回す」という意味では正直言ってハッキリとした線引きは難しいですが、違う部分もあります。
映画やドラマで銀行強盗が上着の裾を上げて銃を行員に見せて脅すシーンを見掛けた事ありませんか?
武器が手の中になくて相手に「見せびらかす・見せる」という状態は“brandish”です。
例:
“A man pulled up his shirt and brandished a gun.”
「男はシャツを上げて銃を見せびらかした。」
ご存知の通りアメリカは基本的に護衛目的の銃の所持が認められています。
しかし細かいルールは州などによって違い、銃を持ち歩く時に持っている事がわからないように隠さないといけない州もあれば隠し持ってはいけない州もあります。
では“その持っている事を公にしないといけない州では全部‘brandish’になるのか?”と言うと、“相手が脅かす目的があったか”などの要件が必要なので必ずしもそうとは限りません。
ではもう一方の“wield”について。
刃物男のニュースで“カンフーのような動き”と言っていまし。
みなさんはカンフーや太極拳の方が器用に武器を振り回したり扱っている演舞をご覧になった事ありますか?
私はテレビでならありますが、とても目を見張るものでした。
“wield”は武器などを「振り回す」以外に、達人や職人が道具を器用に「扱う」と言った意味もあります。
例:
“She was wielding takoyaki picks very well.”
「彼女はたこ焼きのピックを上手に扱っていた。」
いかがでしたでしょうか。
お役に立てたら幸いです。
最後に刃物男と対峙した警察官の方々にはありがとうございますと感謝したいです。
ただ右手に拳銃と左手に警棒を持っていた警察官の方、銃は出来る限り両手で構えてください。
あともしみなさんが警察官と誰かが対峙する場面に出くわしたら安全な場所に避難しましょう。
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