「介入する・干渉する」を意味する“Intervene”と“Interfere”の違い

おはようございます、Jayです。



昨日は外国為替で一時1ドル160円台になりましたが直後に155円台になりました。

これは政府や日本銀行が介入したためと思われていますが、神田財務官はノーコメントとしています。

何か問題が起きた時に改善しようとしたりさらなる悪化を防ぐために介入したり干渉したりする事がありますが、英語では“intervene”や“interfere”と言ったりします。(“inter-”は「〇〇の間」という意味)

今朝はこの「介入する・干渉する」を意味する“intervene”と“interefere”の違いについてです。



“intervene”(インタヴィーン)=「介入する」(主にポジティブ~ニュートラル)


例:

“The Government and/or the Bank of Japan seemed to interfere in the foreign exchange market.”

「政府と/もしくは日本銀行が外国為替市場に介入したと思われます。」



“interfere”(インタフィァ)=「干渉する」(主にネガティブ)


例:

“He interfered when he wasn't needed.”

「彼は必要とされいない時に干渉した。」



“intervene”は主にポジティブもしくはニュートラルなニュアンスで、それによって問題が解決したりさらなる悪化を防いだ事時に使います。

逆に“interfere”は状況が悪化するなどネガティブな事に用いられます。

最初は“intervene”のつもりで行動を起こしても邪魔しただけや悪化させてしまえば“intefere”に変わる可能性があります。

野球で走者が守備側に対して行う妨害を「守備妨害」と言いますが、これは英語で“offensive interference”と言います。(“interference”は“intefere”の名詞形)


ちなみに円安・円高のどちらの方が良いとは一概には言えずそれぞれにメリットとデメリットがありますが、どちらも極端になり過ぎるのは良くないとされます。

例えば今の円安は観光客誘致には良い機会で円高は逆に日本人が海外旅行しやすくなる。


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