おはようございます、Jayです。
伊東市議会は市長に対しする不信任決議がされて全会一致で可決されました。
可決されてから10日以内に議会を解散するか辞職するか選択する必要があります。
この「不信任決議」を英語で言うと?
「不信任決議」=“no-confidence vote”(ノゥカンファダンス・ヴォゥトゥ)、“vote of no confidence”(ヴォゥトゥ・アヴ・ノゥ・カンファダンス)
例1:
“A no-confidence vote against Ito Mayor was approved unanimously.”
「伊東市長への不信任決議が全会一致で可決されました。」
例2:
“When a vote of no confidence passes, the mayor has has to decide resign or dissolve the assembly within ten days.”
「不信任決議が通ったら市長は10日以内に辞職するか議会を解散するか判断しないといけない。」
“confidence”は「自信」以外に「信任・信頼」といった意味もあります。
“no”(ない)+“confidence”(信任)+“vote”(議決・投票)=“信任がない議決”=「不信任議決」
“vote of no confidence”も語順は違いますが意味は同じです。(より厳密な訳にすると「不信任の議決」)
“何で片方はハイフン(-)があってもう片方はないの?”
ハイフンは“この単語とこの単語は繋がっていますよ”と読み手を混乱させないためにあります。
“vote of no confidence”は混乱が生じないのでハイフンなしです。
もう一方の“no-confidence vote”がハイフンなし(no confidence vote)だとどうなるでしょうか?
“no”が“confidenve”にかかっているか確証はなく“confidence vote”(信任決議)に対してノーと表明している事に捉えられかねません。
ですのでそのような勘違いをされないために“‘no’は‘confidence’にかかっていますよ”と分かってもらうためにハイフンで繋げているのです。
中には“vote”ではなく“motion”が使われているのを見掛ける事もあるでしょう。
“motion”は「申し立て・動議」という意味なので基本的には同じ事をさします。(“motion”が出されて“vote”が行われる)
実は伊東市の不信任議決で私は危惧している事がありました。
それは兵庫県みたく百条委員会の結果が出る前に出される事。
兵庫県知事は辞職して再選した後に百条委員会の結果が出てまた責任を問われていましたが、これって一事不再理(一度責任を取った事に再び責任を取らされる)に該当しませんか?
どうなるかは伊藤市民の方達の投票で決まると思いますが、少なくともこの一事不再理の可能性が消えた事は良かったです。
関連記事:
Have a wonderful morning
0コメント