おはようございます、Jayです。
マライア・キャリーが新曲を発売しました。
曲名は“A No No”。
歌詞の内容は“あなたの数々の許されない行いにもうウンザリなのであなたを捨てます”といった感じ。
MVには自分の子供(双子)や恋人が登場しているなど話題になっていますが、私は違う所で気になった事があります。
それは曲の日本語名。
「ア・ノー・ノー」
“A No No”⇒「ア・ノー・ノー」
特におかしな点は見受けられないかもしれませんが、ちょっとここで本来の英語表記を見てみましょう。
“a no-no”
“no-no”は何かやってはいけない事や許されない事を伝える時に使います。
例:
“Forgetting homework is a no-no.”
「宿題忘れるのはダメ。」
“Cheating is a big no-no.”
「浮気は絶対ダメ。」
口語で主に親が子供に使ったり女性が使ったりします。(男性は冗談で言うか子供に使う)
では本題に戻ります。
“no-no”はハイフン(‐)があるので1単語です。
ですので
×「ア・ノー・ノー」
○「ア・ノーノー」
“a 〇〇”は「ある1つの〇〇」という意味です。(もしくは「ある少なくとも1つの〇〇」)
基本的に“〇〇”には名詞が来ます。(“a pen”、“an apple”など)
「ノー・ノー」と表記しているという事は2単語あるという事です。
なので“a black pen”や“an tasty apple”と同様に“a no no”は“a+形容詞+名詞”。
最初の“no”が形容詞で次の“no”を名詞にするとこういう意味になります。
「ノーではない」
“no”+名詞=「〇〇ではない」
長嶋茂雄さんの「ネバーギブアップしてはいけない」(=諦めろ)みたいで、「ダメ」と言わずにむしろOKと肯定しちゃっています(;^ω^)
“えっ、でも英語のタイトルは‘A No No’でハイフンがないじゃん”
え~、これは文法の間違いと言いますか何と言いますか…(^▽^;)
ネイティブは“a no no”と見たら無意識に“a no-no”だというのがわかります。
“でも英語ですら‘A No No’と間違っているんだからしょうがないじゃん”
そう言われると返す言葉もありません(-_-;)
最後にそのミュージックビデオを載せますね。
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