おはようございます、Jayです。
日本には荷物の届け先が留守の場合は配達員がいったん持ち帰って再度配達する「再配達」というシステムがありますね。
これが配達員の大きな負担となっているので、不在の場合は玄関なりに荷物を置く「置き配」をして負担を減らすようになりました。
これは確かに配達する方の負担は大きく減りますし、アメリカは昔から基本的にこのシステムです。
しかしこのシステムを採用しているアメリカで以前から社会問題となっているのが“porch pirates”の存在で、日本も何かしらの対策が必要と思われます。
“porch pirate”(ポーチ・パィラトゥ)=「置き配された荷物を盗む人」
“porch”は玄関ドア前の柵や屋根で囲われている箇所の事で、そこに置き配されたのを略奪する人(pirate)がいます。
“porch pirates”は車で住宅街を回り、置き配されている荷物を見掛けると車を停めて荷物を盗んで車で走り去ります。
対策と言いますか、何回も被害に遭っている人が“porch pirates”を懲らしめるために偽の荷物を置いて中には“犯人がビックリするもの”(お食事中の方もいらっしゃると思うので詳しくは控えます)を入れて驚かせた事もあります。
こちらはアメリカの“INSIDE EDITION”という番組が置き配犯を捕まえようとした映像です。(お食事中の方も大丈夫)
配達を装った段ボールには$250のスピーカーと追跡出来るようにGPSを入っています。
アメリカでこれが問題になっているかはわかりませんが、個人的に置き配の荷物を盗む以外にも恐れている事があります。
それは「空き巣」。
置き配されている物があるという事は“その家は留守”という事を無条件に知らせています。
治安が比較的良い日本でも空き巣は至る所で起きていて、置き配によって空き巣被害が増えないか危惧しています。
配達員さんの負担を減らすのは必須、でも置き配によって犯罪が助長されないかも心配。
この線引きが非常に難しいですね。
マンション住まいの友達は宅配ボックスというのがあり、住人達はそれを利用しているそうです。
宅配ボックスがない方でもコンビニを受け取り場所に出来たりもしますね。
私はヨドバシカメラなど店舗で受け取れる場合は指定の店舗に送ってもらって取りに行き、家に届けてもらう時は時間指定して確実にその時間帯いるようにしています。
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