おはようございます、Jayです。
私がこの記事を書いている時点できっと多くの方がジョージ・フロイド(George Floyd)さんのニュースを観たり聞いたりしたかと思います。
念のためご存知ない方のために軽く概要を説明しますね。
ジョージ・フロイドさんが偽のお金を使ったとしてミネアポリス市警に逮捕されたのですが、その際に警察官達がジョージ・フロイドさんを地面に取り押さえて一人の警察官が膝で彼の首を抑え(8分以上)その結果彼は亡くなりました。
その場面を通行人が撮って、ソーシャルメディアに載せて瞬く間に広まりました。
“アメリカは未だに人種差別があるって聞くけど、どれくらい酷いの?”
アメリカ各地でデモが起きていますが、それが起きるくらい酷いです。
今回のデモは人種差別と警察官の暴力に抗議するものです。(跪いたり拳を突き上げるのがその抗議を意味している)
私はその押さえつけられている動画を観ました。
彼は何度も“I can't breathe.”(息が出来ない)と警察官に訴えていました。
動画の最初はすでに彼が地面に押さえつけらえているシーンからなのでその前はわかりませんが、通行人と警察官のやり取りを聞いていると彼が逮捕されるのをかパトカーに乗るのを抵抗したためと推測されます。
別の警察動画で警察官が抵抗する容疑者を取り押さえるのに膝を首に押し当てているのを観た事ありますが、抵抗をやめたらすぐに膝を離していました。
ですのでどういう事情が動画の前にあったにせよ、警察官に“I can't breathe.”と訴えた後に意識を失ってもなお膝を押し合えてて良い理由はありません。
前置きが長くなりましたが、この事件で私が特に心を痛めていること。
ジョージ・フロイドさんが“I cannot breathe.”と言っていた瞬間。
みなさんは息が出来ない時にそれを最短の言葉で伝えようとしますね?
それを英語で伝えると“I can't breath.”(もしくは“Can't breath.”)です。
しかし“can't”は“can”と発音が近いため、ネイティブですら聞き間違える時があります。
聞き取ってもらうために“can't”を「キャーーントゥ」とわざと伸ばす時があります。
しかし息が出来ない時にそんな余裕はないでしょう。
別の方法は“can't”と略すのではなく、“cannot”とちゃんと言う事。
彼は息が出来ない中でもわかってもらおうと必死に“I cannot breathe.”と言っている場面があり、どれだけ苦しかったかと思うとすごく心が痛くなりました。
アメリカでは警察官でも間違った事をすればちゃんと法の裁きを受けます。(逃れる人もいるかもしれませんが)
日本で冤罪事件で違法捜査と認定されても処分を受けない警察官がいると聞きます。(殺人や飲酒運転で捕まった警察官はいますね)
殺人にしろ自白強要にしろ、間違った事をした警察官は国に関係なくしっかり裁きを受けてもらいたいです。
大半の警察官達はちゃんと仕事をしていると思います。
地域の安全のためにいつもありがとうございます!
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