おはようございます、Jayです。
オリンピックの合宿地から行方不明になっていたウガンダ選手が三重県で見つかって保護されましたね。
この「保護する」を英語で言うと?
「保護する」=“take into custody”(テイク・インタ・カスタディー)
注:“into”をちゃんと発音すると「イントゥー」だけれど、会話中には(発音が楽なので)「インタ」に変わる事がある
例:
“The Ugandan athlete who went missing was taken into custody yesterday.”
「行方不明になっていたウガンダ人選手は昨日保護されました。」
“「保護する」って‘protect’じゃないの?”
“protect”(プラテクトゥ)も「保護する」と訳せて、“周りの危険から守る”という意味で保護する場合はこちらです。
“custody”は「身柄の確保・拘留」といった名詞なのでこれ自体に「保護する」という意味はなく、“take into custoy”とする事によって「身柄の確保する=保護する」となるのです。
ですので両方を使ったこんな文が出来ます。
“There was a little girl all by herself just entering a heavy traffic road. We thought that we needed to protect her, so I grabbed the little girl by her arm and took into custody. Thankfully, nobody got hurt.”
「小さい子が交通量の多い道へ侵入しようとしていました。私達は彼女を守らないといけない(protect)と思ったので彼女の腕を掴んで保護しました(take in to custody)。ありがたい事にケガ人は出ませんでした。」
今回のウガンダ人選手はオリンピックのルールに反する事はしましたが、おそらく何の法律違反も犯していないので“保護”となりました。(日本で働きたいといった主旨のメモを書いたそうですが、それ自体は犯罪ではない)
もしこれが法律違反を犯して逃走していて見つかって(逃亡や証拠隠滅の恐れがあるとして)逮捕されていたら何ていう表現になるでしょうか?
もちろん“arrest”(逮捕する)でもいいですし、今回と同じ“take into custody”とも言えます。
“take into custody”は身柄を確保するといった保護するなので被害者を危険から守るのもこれ以上被害が出ない様に加害者を確保するどちらの意味でも使えます。
いずれにせよどのオリンピックでも亡命を求める選手はけっこういるみたいなのでこれから日本でもこういう事が起きるでしょうが、政府は(ケースバイケースだとは思いますが)ちゃんと対処策を講じている事でしょう。
関連記事:
Have a wonderful morning
0コメント