おはようございます、Jayです。
神戸市で5人を死傷させたとして殺人罪などの罪に問われていた男に裁判員達は無罪判決を下しました。
この「無罪判決」を英語で言うと?
「無罪判決」=“acquittal”(アクウィタォ)
例:
“He was given an acquittal.”
「彼は無罪判決を受けた。」
“not guilty”(有罪ではない=無罪)を使う事も出来ます。
例:
“He was given a not guilty verdict.”
「彼は無罪評決を得た。」
実はこういう無罪判決が出た後の事で日本とアメリカに違いがあります。
日本は無罪判決が出ても検察が控訴(高等裁判所へ訴える)や上告する(最高裁へ訴える)事が出来ますが、アメリカは無罪判決が出たら原則そこで裁判は終了(無罪確定)です。
私が知る限り唯一の確定でない時は、陪審員達(日本で言う裁判員達)が有罪判決を出したのに裁判長がそれを覆して無罪を出した場合。
裁判長に判決の最終権限がありますが、国民代表である陪審員達が出した判決を尊重するのが基本なので裁判長が判決を覆すのはよほどの事(手続きに重大なミスなど)がない限りありません。
“心神喪失状態(の疑いが残る)で無罪”とした今回の判決には賛否両論がある事でしょうし、裁判員の方達はこの判決になるまでとても大変な思いをされたかと思います。
実際に亡くなった方や怪我された方もいらっしゃるので私もとても複雑な思いですが、この“心神喪失状態=無罪”という法律は必要だと考えます。
そしてこういう判決が出ない(裁判自体が起きない)ように、心神耗弱や心神喪失人達が自分自身や第三者を傷つける前に適切な治療を受けられる事も同じくらい重要だと思います。
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