おはようございます、Jayです。
アメリカは個人主義で“法律の範囲以内で他人に迷惑をかけなければ基本何をしてもいい”というスタンスですが、日本は反対に集団主義のためか“私がどう動けば周りを助けられるか”とちゃんと周囲の状況を考えられている人が多くて思いやりのある国民に勘違います。
もちろんアメリカ人にも思いやりのある人は多くいますよ。(ただ日本の方がその数も度合いも大きい)
この「思いやりのある」を英語で言うと?
「思いやりのある」=“considerate”(カンスィダリットゥ、カンスィダラットゥ)
例:
“She is a considerate person.”
「彼女はとても思いやりのある人です。」
発音は2種類を表記しましたが、こちらは“アメリカ英語とイギリス英語”と言うよりは“個人の違い”に感じます。
ですのでどちらでもいいのですが、初めて挑戦してみる方は「リ」の方の発音をお勧めします。(おそらくこちらの方がネイティブは聞き取りやすい)
“considerate”は「考える・考慮する」を意味する“consider”の関連語なのでこれと紐づけると分かりやすいのではないでしょうか。
“‘thoughtful’も似たような意味だと思うけどどう違うの?”
“thoughful”も「思いやりのある」という意味があります、これ以外に「心のこもった」という意味もあります。
“considerate”に「心のこもった」は含まれません。
“considerate gift”=「思いやりのあるプレゼント」(相手の好みなどを考えて選んだプレゼント)
“thoughtful gift”=「心のこもったプレゼント」(手作りのものなど)
“じゃ~‘caring’との違いは?”
こちらも「思いやりのある」ですが、“caring”はどちらかというと直接的にやり取りをする時に使う感じですかね。
例えば多くの日本人は外でマスクをしています。(アメリカは屋外で密集していなければマスクの必要なし)
これは直接的に面と向かっている人だけでなく周囲の人達に配慮している事なので“considerate”。
介護ホーム職員さんが入居者の方と直接やり取りする時は“caring”です。
もちろん“considerate”と使える時もあります。
例えば“あそこをああすると入居者さん達は過ごしやすいな~”と考える(consider)など。
日本より一足早く一部マスク着用義務を取り除いたアメリカ。
今まさに集団主義と個人主義の違いが表れているように感じます。
関連記事:
“「思いやりのある」を英語で言うと?”、“その2”
Have a wonderful morning
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