こんばんは、Jayです。
4月1日から成人年齢が18歳に引き下げられ、クレジットカードを親の同意なしで作れるようになり、そういう人達を狙った詐欺が増えると予想されています。
今夜はそんな新成人などへ注意喚起と共にツッコミどころ満載だった某カード会社を装った迷惑メールをご紹介させてください。
「当社はセキュリティシステムの大幅なアップグレードを実施しているため、ご登録された個人情報を再確認する必要がございます」
どういった理由で再確認が必要なの?
個人情報を再確認する必要がある時点でセキュリティシステムのアップグレードに失敗していないかい?
「以下へアクセスの上、ご登録された個人情報の確認にご協力をお願い致します」
アクセスした先はなぜか“ID・パスワードのお問合せ”というページ。
あれっ、いつの間にか“個人情報の再確認”が“ID・パスワードのお問合せ”になってしまっています。(;^ω^)
偽物ページと本物のページを比較してみましたが、作りがかなり似ています。
パッと見はどちらがどっちかわかりませんが、入力項目が詐欺サイトはおかしい。
“ID・パスワードのお問合せ”とは文字通りIDやパスワードがわからないからそれを問い合わせているのですが、偽ページにはそのIDとパスワードの入力する欄があります。
どういう事?
「すいません、自分のIDを忘れたので知りたいのですが?」
「かしこまりました、ではお客様のIDを教えてください。」
「いえ、ですからそれがわからないので問い合わせています。」
「はい、ですのでお客様のIDをお知らせするのでお客様のIDを教えてください。」
(-_-;)
さらに怪しいのが偽物のページのみで入力を求めている項目達。(IDとパスワード以外で)
「セキュリティコード」
「カード有効期限」
「生年月日」
これからカードを作る方はこれらを絶対に第三者に教えてはいけません。
カード番号とこれらを知っていると手元にカードがなくても使えます。(実際にアメリカで初めてカードを作った人が嬉しくてこれらをSNSに載せて使われた事件が発生)
ですので親友や恋人にもカードを見せたり上記の情報を教えるのはやめましょう。
あっ、生年月日は良いか。(笑)
そしてメールの最後に、
「24時間以内にご確認がない場合、誠に申し訳ございません、お客様の安全の為、アカウントの利用制限をさせていただきますので、予めご了承ください」
こういう時間制限を設けて焦らせるというのもよくある詐欺の手口ですね。
どの時点から“24時間以内”なのかわかりませんが、(仮に受信ボックスに届いてからとしても)私が24時間以内にこのメールを必ず開くとは限らないので不親切です。
それなら電話や直接出向いて知らせる(イヤミw)のが筋ではないでしょうか。
偽物のページを開いておいてこう言うのもなんですが、大事なのはページを開かない事です。
手間ですが検索サイトで探すなどして本物のページへ行きましょう。
万が一入力して相手に情報を知られたらすぐにカード会社に電話してカードを停めてもらいましょう。(こちらも検索などで探すもしくは事前に調べておく)
Have a great evening
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