おはようございます、Jayです。
経済産業省は供給電力の予備率が3%を下回ると予想される時に電力需給ひっ迫警報を出しますが、さらに予備率が5%を下回ると予想される時に電力需給ひっ迫注意報を新設するそうです。
これは電力の供給が需要と比べて不十分と予想されるからですが、この「不十分」を英語で言うと?
「不十分」=“inadequate”(インアディクウィットゥ)
注:他には「ディ」を「ダ」にしたり「ウィ」を「ワ」と発音する人もいるが、アクセント(強調する箇所)の「ア」は変わらない
例:
“If the power supply is inadequate to meet the demand, there will be a blackout.”
「もし電力の需要に対して供給が不十分なら停電が起きます。」
“以前の記事で紹介した‘insufficient’と何が違うの?”
どちらも使える場面というのがけっこうありますが、違いとしては“insufficent”は「量」が足りない時で“inadequate”は「品質」が足りない時ですね。
“じゃ~電力は「量」だから‘insufficient’でもいいの?”
はい、“insufficient”に置き換えても問題ありません。
別の言い方で違いを表すとしたら、“insufficient”は“not enough”(足りない)で“inadequate”は“not good enough”(不十分・力不足)です。
つまり(電力会社の努力不足を言っているわけではなく)電力の供給力不足で起こるといったニュアンスなので“inadequate”を出しました。
純粋に「電力が足りない」なら“insufficient energy supply”でOKです。
あと“inadequate”は「力不足」という意味もあると言いましたが、能力が見合っていないなどの不適格や不適切といった意味で使われます。
例えばサッカー部コーチの暴力問題が巷を賑わせたり、監督の釈明にウソがあるなど教師として不適格だったと言わざるを得ない事がありました。
こういう場合に“inadequate”を使います。
例:
“He was inadequate to be a coach.”
「彼はコーチになるには不適格だった。」
電力は貯められないと言われているので、今どれだけ節電しても将来の電力ひっ迫には影響がないかもしれません。
でもいざ注意報・警報が出そうになった時のために“何を節電出来るか?”を考えておくのは大切な事と思います。
節電ではなく実際に停電となった時のためにですが、私は冷凍庫にペットボトルの水を凍らせています。
こうすると停電になっても多少は冷えを長く保てと思うので。
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Have a wonderful morning
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