おはようございます、Jayです。
日本人選手のおかげでメジャーリーグに興味を持っているという方も多いかと思います。
その中でも英語を勉強されている方はぜひ副音声の現地の実況と解説にも注目していただきたいです。
と言いますのも“なるほど、そういう表現の仕方をするのか”といったものや日常生活で使える表現も多々あるので。
今朝はそういった中の一例で実況が特大ホームランの時に言う表現です。
“You can forget about that.”(ユー・キャン・ファゲットゥ・アバゥトゥ・ダットゥ)
直訳「それについて忘れていいよ。」
外野手の仕事の一つは外野に飛んだフライを取る事ですね。
中にはフェンスギリギリの“取らなければホームラン”という飛球を取ってアウトにする好プレーをする選手もいます。
しかし特大ホームランの飛距離だとどれだけ外野手が頑張っても取れません。
つまり“You can forget about that.”は「それ(野球のボール)について(取ろうとする事を)忘れていいよ。」≒「諦めていいよ。」⇒「特大ホームラン」となるわけです。
そして日常生活でも「諦めていいよ」という意味でも使います。
例:
“I'll ask her out. What do you think?”
「彼女をデートに誘うけど、どう思う?」
“You can forget about her. She already has a boyfriend.”
「諦めな。彼女にはすでに彼氏がいるよ。」
例2:
“I asked you to do the dishes, but you can forget about that. Because I did it.”
「お皿を洗うように頼んでおいたけどもう気にしないでいいよ。私がやっておいたから。」
では実際に大谷翔平選手が今季ホームラン第8号(MLB通算101本目)を打った時の実況をお聞きください。
2:00過ぎです。
いかがでしたでしょうか。
この実況の方は“one”を付けて“You can forget about that one.”と言っていましたね。
“that”(それ)も“that one”(その一つ)も大差なく打った球の事を指しています。
店頭で何か注文する時に“I'll have that/this.”(それ/これください)も“I'll have that/this one.”(その/この一つください)が同じように。
他には“you can”を省略したり、“that”を“it”に替えたり、“can”を“could”にするなど似たような表現が様々あります。
この動画のサムネイルにもありますが、ホームランを打った後に大谷選手はカウボーイはッとを被っていましたね。
シールが貼られていましたが、これはチームの今季本塁打の数だけあります。
このカウボーイハットを見た時に“やはりカリフォルニアのカウボーイハットはテキサスのと違うな”と思いました。
もちろんテキサスにもこういうカウボーイハットを着けている人はいますが、テキサスでよく見かけるのよりもお洒落です。
テキサスのはもっと重厚感があると言いますか、ファッション性よりも耐久性といった感じですかね。
関連記事:
“(ホームラン以外で)「ホームラン」を英語で言うと?”、“その2”
“音楽:Christmas Rock”(テキサスのカウボーイハットを被った私の写真あり〼w)
Have a wonderful morning
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