「外部委託する・下請けに出す」を英語で言うと?

おはようございます、Jayです。



尼崎市で市民情報が入ったUSBメモリ紛失した問題ですが、USBメモリは無事に回収出来ましたが扮したしたのは尼崎市から外部委託を受けていた会社の社員ではなく、さらにそこから無断で委託を受けた先の社員だったそうです。

この「外部委託する」を英語で言うと


「外部委託する」“outsource”アゥトゥソース)


例:

“It is almost impossible to complete every task only in one company so sometimes they outsource.”

「全ての業務を一つの会社で行うのはほぼ不可能だから彼らは時々外部委託します。」


日本語でも「アウトソース・アウトソーシング」と言ったりするので聞いた事ある方もいらっしゃるかもしれません。

“out”はここでは接頭辞として使われており、「外へ・外の」といった意味です。(似た例:“outdoor”=“ドアの外”=「アウトドア」)

“source”は名詞では「(発信)源」といった意味ですが、ここでは動詞の「調達する」という意味です。

“out”(外へ)+“source”(調達する)=「外部委託する」

ちなみに料理で使われる「ソース」は“sauce”です。


外部委託と意味が似た単語で下請けとありますね。

その時に「下請けに出す」と言いますが、これを英語で言うと


「下請けに出す」“subcontract”(サブカントゥラクトゥ


例:

“They have decided to subcontract the translation part to Jay because they don't have any English experts in the company.”

「会社に英語の専門家がいないので翻訳部分をジェイに下請けに出す事を決めた。」


“sub”は「下」を意味する接頭辞で“contract”は「契約する」です。

“下に契約する”=「下請けに出す」

「潜水艦」を「サブマリン」と言ったりしますが、英語にすると“submarine”です。

“sub”(下)+“marine”(海)=“海の下”=「潜水艦・海中の」


「下請け契約」という名詞も“subcontract”と同じ綴りですが、発音で強調する箇所が動詞では最後の「トゥラクtゥ」ですが、名詞は真ん中の「カン」部分に変わるのでご注意ください。


“‘outsource’と‘subcontract”に違いはあるの?”

はい、主な目的が違います。

経費削減が目的の場合は“outsource”で、会社内では難しい専門的(高度な)仕事の場合は“subcontract”です。

それぞれメリットが大いにありますが、どちらも元請けの管理が難しいというデメリットがあります。

なので今回のような尼崎市のような事(一部で業務を無断で委託)も起こり得ます。


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Have a wonderful morning

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