おはようございます、Jayです。
今朝は“ややこしい”と言いますか、知っておくといざ使われても勘違いせずにすむ英会話表現です。
人生は楽しい事もあれば苦しい事もありますがコロナ禍で今まで以上に辛い事が起きている人もいらっしゃるかもしれません。
そういう方達の強みの一つはいざ誰かが似たような体験を告白した時に自分が経験した分だけ気持ちを分かってあげられる事です。
そんな時は「その気持ちわかるよ」などと言ったりしますが、これを英語で言うと?
「その気持ちわかるよ」=“tell me about it”(テォ・ミー・アバゥトゥ・イットゥ)
例:
“What's wrong?”
「どうしたの?」
“My smartphone had broken down yesterday, so I went to fix it.”
「スマホが昨日壊れたから直しに行ったの。」
“Tell me about it.”
「それは辛いね。」
“Has it happened to you too?”
「あなたにも起きた事あるの?」
“Yes. One day, I was playing baseball with my smartphone in the front pocket. Guess what happened?”
「うん。ある日スマホを前のポケットに入れながら野球していたんだ。何が起きたと思う?」
“You got a hit-by-pitch?”
「デッドボールを受けたの?」
“No. I swung and missed the ball then the bat hit the smartphone.”
「いや。ボールを空振りしてバットがスマホに当たったの。」
“tell me about it”は直訳すると「それについて教えて」となります。
上記例文の“Tell me about it.”の意図を知らないと何があったかを説明してしまうかと思いますが、あくまで相手のネガティブな出来事を同情出来たり理解出来たりする時に使うものです。
ですので訳は「その気持ちわかるよ」だけでなく「私も同じ事があった」や「わかるわかる」など他にも様々当てはまります。
むしろ「それについて教えて」という意味で使う機会はあまりないですかね。
もし純粋に何があったか知りたい時は“it”を“〇〇”と特定の物事に変えて“Tell me about what happened yesterday.”(昨日何があったか教えて)などとします。
ちなみに発音ですが会話の流れで“about”と“it”がくっついて1単語のような発音になります。
ですので実際の会話スピードでは“about it”のアメリカ英語は「アバゥリットゥ」でイギリス英語は「アバゥティットゥ」へと変化します。
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“「その気持ちわかるよ」を英語で言うと?”(別の言い方でニュートラル時にも使える)
Have a wonderful morning
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