おはようございます、Jayです。
また起きて欲しくない事が起きてしまいました。
静岡県牧之原市の認定こども園で園児がバスに取り残されて熱中症で死亡しました。
これは運転手と一緒に乗っていたもう一人の職員が確認を怠ったのが原因と思われますが、この「怠る」を英語で言うと?
「怠る」=“neglect”(ニグレクトゥ)
例:
“Staff neglected to check if there were any children still in the bus. In result, one child was died from hyperthermia.”
「職員が子供達がまだバスにいるかの確認を怠りました。その結果、1人の子供が熱中症で亡くなりました。」
親・保護者が子供の面倒を見ない事を「育児放棄」と言い、カタカナ表記で「ネグレクト」と言ったりしますがこれです。
単に何かをしないのではなく、するべき義務や責務があるのにもしない時に“neglect”は使われます。
アメリカでは事故であっても、罪のない人が亡くなった場合は“died”以外に“killed”とも報道されたりします。
人手不足や労働環境問題などがあったのかもしれませんし人間は完璧ではありません、けれどもこういう事故はあってほしくない。
All Aboutに猪熊弘子さんが“いつになったらなくなる? 園児死亡事故”という記事を書かれていました。(園児が3時間以上送迎車内に放置されて死亡)
こちらも園児の人数確認を怠ったのが一因みたいです。
驚いた事に、この記事が書かれたのは2007年。
車内にカメラを取り付けるのも一つの手ですが、道具も何もいらない人間の目や声で出来ます。
実はアメリカでもこのような事故は起きています。
今年の6月にはヒューストンで5歳の男の子が数時間車内に取り残されて亡くなっています。
8歳の娘の誕生日パーティーの準備で失念していたそうです。(詳しく知りたい方は英語ですが“CNN”の記事をご覧ください)
私はヒューストンで育ちましたが、6月と言えども日本の真夏並みに暑いです。
“National Safety Council”(全米安全評議会)によると2021年は全米で23人の子供が同様の事故で亡くなって、今年もすでに同数が亡くなっています。
せめて確認は怠る事がないように強く願います。
関連記事:
“「確認する」を意味する‘check’と‘confirm’の違い”
“アメリカで運転 その3”(必ずと言っていいほど記述試験に出てくるスクールバスの事)
Have a wonderful morning
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