「足りない・少ない」を英語で言うと?

おはようございます、Jayです。



プロ野球の北海道日本ハムファイターズが来シーズンから本拠地を「エスコン フィールド HOKKAIDO」に移して戦います。

完成間近なこの球場ですがここで一つ問題が出てきました。

ホームベースからバックネットのフェンス(backstop)までの距離が最低60フィート(18.288m)必要らしいのですが、どうやら3メートルほど足りないようにです。

この「足りない・少ない」を英語で言うと


「足りない・少ない」“shy”(シャィ)


例:

“The distance between the home plate and backstop is three meters shy than the regulations.”

「ホームベースとバックネットのフェンスまで距離が規則よりも3m足りません。」


“shy”は「恥ずかしがり屋」という意味もありますが、この「足りない」という意味もあります。

“short”と思い浮かんだ方もいらっしゃるかと思いますが、この“short”の代わりで使えます。

もちろん日常でも使いますし、スポーツなんかではよく耳にしますね。

野球の例:

“It hits the fence. It's just shy of a home run.”

「フェンス直撃。ホームランにはあと少し足りませんでした。」

アメフトの例:

“He is stopped. Just two yards shy of the first down.”

「止められました。ファーストダウンまで後2ヤードだけ足りません。」


MLB”のルール1.04”には“It is recommended that the distance from home base to the backstop, and from the base lines to the nearest fence, stand or other obstruction on foul territory shall be 60 feet or more”とあります。

訳すと「ホームベースからバックネットとベースライン(ファールとフェアを分ける線)から最寄りのフェンス・客席・障害物までの距離が最低60フィートある事が推奨される」となります。


2020年の“スポニチ”の記事にはすでに15メートルと記載がありました。

最初は3m足りないという事だったので60フィートを50フィート(約15m)と見間違えたのかなと思いましたがそうでもなさそう。

札幌ドームは約25mだったそうなんなのでそれの半分近い距離となります。

キャッチャーが札幌ドーム間隔でファールボールを追わないか不安な面もありますが、バックネット裏の観客がより近くで迫力ある試合が観られるのは魅力。(今までより暴投に対する進塁の可能性は低くなります)


先行きが少し心配な部分もるエスコン フィールド HOKKAIDOですが個人的にはとても楽しみです!

というのも“えっ、メジャーリーグの球場!?”と思うぐらいすごい作りになっています。

ブルペンはメジャーリーグみたく外野フェンスと外野席の間に作られているみたいですが、ぜひこの近くの席をお勧めします。

メジャー時代のイチロー選手の試合をライト席で観戦したのですが、半分くらいはブルペンの投球を観ていました。(笑)

いずれにせよ無事に開幕を迎えてファイターズファンや球場を訪れる人達を楽しませてもらいたいですね。


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Have a wonderful morning

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