偽Amazonから懲りずにまたも詐欺メール

おはようございます、Jayです。



詐欺メール・迷惑メールが後を絶たず、おそらく皆様のところにも時々届いたりしていらっしゃるのではないでしょうか。

私のところにはほぼ毎日の頻度で来ますが、ありがたい事にそのほとんどが迷惑メール判定を受けて勝手に迷惑メールフォルダに送られるので実際に受信通知が来るのはほんのわずかです。(おそらく数週間から数か月に1度ぐらい)

以前からAmazonを装った詐欺メールはありましたが、今回またもツッコミどころ満載のが届いたので注意喚起の意も含めて紹介させてください。


届いたメール一部抜粋:

「誰かがあなたのAmazonアカウントを使用して、別のデバイスからこの注文を購入しました。 まだ注文していない場合は、[注文の詳細を表示する]をクリックして、この注文をすぐにキャンセルしてください。セキュリティ上の理由から、身元を確認するためにいくつかの情報を入力する必要がある場合があります。」


・「誰かがあなたのAmazonアカウントを使用して、別のデバイスからこの注文を購入しました。」

そもそもスマホやパソコンなど同じアカウントで様々なデバイスを使い分けて購入する人はいると思いますが。

私のなりすましとわかった上で購入させたの?

もし購入した後に発覚したとしたら私は特にアクションを起こしていない(乗っ取られましたと名乗るなど)のにどうやってその注文が私本人じゃないとわかったの?


・「 まだ注文していない場合は、[注文の詳細を表示する]をクリックして、この注文をすぐにキャンセルしてください。」

最初に「この注文を購入しました」と言っていたのに「まだ注文していない場合は~」は矛盾していませんか?

と言うか「この注文を購入しました」という日本語もおかしい。


・「セキュリティ上の理由から、身元を確認するためにいくつかの情報を入力する必要がある場合があります。」

えっ、私じゃない人が購入手続きをしたというのが分かり、私がアカウント本人とわかって送っているのに“身元を確認するために~”をする必要があるの?


最近の詐欺メールは手口がドンドン巧妙化してきて一見すると本物のメールアドレスから送って来たかのように装っています。

例えば今回のメールの送り主は“〇〇@amazon.co.jp”と表記されていてまるで本物のAmazonから送られてきた感じです。

ですので“メルアドが本物=正真正銘本物”とは思わないでください。


しかし明らかにおかしい点があります。

それは宛名です。

こういう類のメールの宛名は「〇〇(メールアドレス)様」となっています。

ちゃんとしたところからのメールの宛名はメールアドレスではなくログイン名です。

もしログイン名までちゃんとした詐欺メールならハッキングや情報流出があるのでさらに注意が必要ですが。


私が気を付けているのはちゃんとしたメールでもあえてそこを開かずに検索してそのページにたどり着きます。

例えば私はアンダーアーマーからセールなどのメールが送られてきますが、そこのメール内にある“ここをクリック”的なものはクリックせずにグーグルやヤフーで「アンダーアーマー」と検索して(もしくはすでにお気に入り登録しているアンダーアーマーのウェブサイトをクリック)セールのページへ飛びます。


これぐらい気を付けている私ですが“私は絶対に騙されない”という自信はありません

今回の偽Amazonからのメールもそれまで頻繁に来ていた類のと違ったフォーマットだったので一瞬ドキッとしました。

詐欺師は相手をドキッとさせたり焦らせたりして騙すのが手口ですので第一歩は詐欺師にしてやられました。

しかし私がみなさんにお伝えしているように「落ち着く・冷静になる事が大事」のように少し深呼吸してすぐに冷静になれたので特に被害はなく済みました。


「クロサギ」という詐欺師だけを騙す詐欺師の物語が人気ですね。

こちらの動画はそんなリアルクロサギさんです。

アメリカでは“あなたのパソコンがハッキングされたからこちらに電話して”など偽の技術サポートセンターに電話させてお金を騙し取る手口が多いです。

このクロサギは詐欺師集団のパソコンや拠点の監視カメラをハッキングして情報を集めてそれを現地警察に提供する事をされているそうです。

そんな彼もインタビュー内(最後の1分)で昨年騙されて自身のYouTubeチャンネルを消してしまった事を告白しています。(今は復旧させた)

「どこか調子がおかしいなどいくつかの条件が重なれば誰しもが騙される」

クロサギですら騙されるので私達も“騙されない”と思うのではなく気を付けましょう。

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