(サッカーの)「PK戦」を英語で言うと?

こんばんは、Jayです。



明日の未明にワールドカップの日本対ベルギー戦がありますね。

グループ予選ではなく決勝トーナメントなので「引き分け」というものはなく、延長戦でも決着が付かないとPK戦になります。

この「PK戦」を英語で言うと


「PK戦」“penalty shootout”


例:

“Japan defeated Belgium in a penalty shootout.”

「日本はベルギーとのPK戦を制した。」


ぜひ↑こうなってほしいですね。(もちろん90分で勝つ方が良いけど)

ちなみに単に“shootout”と言ったりする時もあります。

“penalty shootout”と書きましたが、実はこれは正式名称ではありません。

正式には“Kicks from the penalty mark”です。

そして“PK”は“penalty kick”の略です。


今まで何人かの友達から「PKってそんなに簡単に入るものなの?テレビで観ていると簡単に取れそうなんだよね。」と言われた事があります。

たしかにテレビで観るゴールと選手の大きさや蹴る位置の距離感ではゴールキーパーがもっと止めてもいいような感じがしますよね(^▽^;)

しかし実際は違います。

“PKは入れて当たり前”(確率的に80~90%)なぐらいに蹴る方が圧倒的に有利です。(ちなみに私は元ゴールキーパーです)


ゴールの大きさをご存知ですか?

高さは2.44mで横が7.32m。

人間は手を広げた長さが身長とだいたい同じなので、2mないぐらい。

ですので思いっきり手を広げてみてもゴールの1/3もカバー出来ていませんし、横に飛んでもゴールポストには届きません。


蹴る位置(ペナルティーマーク)との距離をご存知ですか?

ゴールから9.15mです。

これはプロ野球のピッチャー⇔キャッチャー間の約半分で、ソフトボールのよりもさらに短い距離。

蹴る方からするとゴールは大きく感じ(プレッシャーがない状態)でゴールキーパーからすると“相手近っ!!”となりますw


“どこを狙って蹴っているの?”

主に4カ所。

「左右の下」と「左右の上」。


下はゴロのボールを蹴ればいいので比較的やりやすいですがキーパーに取られやすい。

上は浮き球を蹴らなくてはいけないのでキーパーはもっとも届きにくいですがゴールを外す可能性も。(外しての失敗はこれが多い)


後は「真ん中」もあります。

“えっ、ゴールキーパーがいるじゃん!?”

はい、しかしゴールキーパーは相手が蹴るであろう方向に飛ぶのが基本です。

距離が近いので“蹴られた方向を見て反応”ではまず遅いです。

なのでたまに“キーパーはどちらかに飛ぶだろうから真ん中に蹴っちゃえ”という選手がいます。

そしてそれを決められるとゴールキーパーは恥ずかしいですw

しかし中には“PKを蹴るのが苦手”や“コントロールが下手”な選手が蹴る場合にキーパーはあえて“見てから反応”をする時があり、その時に真ん中に蹴ってしまうと簡単に止められて、蹴った方が恥ずかしい思いをします(*ノωノ)


私は早朝には起きませんが、起きて応援する方、ぜひ私の分も応援してください!!

Go Japan!!


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