おはようございます、Jayです。
“NHKニュース”によると8月5日・6日に行われた中小企業診断士の試験ですが、那覇会場だけは台風のために中止となったそうです。
さらに運営側は再試験も行わない方針だそうですが、受験生達は再試験の実施を希望しているそうです。
この「再試験」を英語で言うと?
「再試験」=“make-up exam”(メィクアップ・イグザム), “retest”(リテストゥ)
例1:
“The exam was cancelled due to typhoon, so examinees are asking for a make-up exam.”
「台風により試験が中止になったので受験者達は再試験を要求しています。」
例2:
“Jay failed the test, so he had to choose either take a retest or going to summer school.”
「ジェイはテストで落第点を取ったので再試験を受けるか夏期講習を受けるか選ばなければいけなかった。」
まず例文にも出てきた“exam”と“test”の違い。
どちらも同じ「試験」という意味ですが、“exam”の方がかしこまった言い方です。
“test”は日本語で「テスト」として使われていますが、ちょっとしたテストから試験まで幅広く使えます。
ただし、学校の期末試験や資格試験などは“test”よりも“exam”の方が適しています。
次に「再試験」について。
再試験は今回のように天候などにより試験が実施できなかった場合の再試験と受験者が良い点数を取れなかったのが理由で受ける再試験の2つがありますね。
“make-up”(もしくは“makeup”)は「埋め合わせ」という意味があるので“make-up exam”は前者です。
そして“retest”の“re”は「再び」という意味があるので後者の意味となります。
学校の小テストでも先生の遅刻などで実施できなかった場合は“test”を使って“make-up test/makeup test”でもOKです。
ただし資格試験は受験者の成績が悪かったからといって再試験はしませんよね?(普通は“受験し直してください”となるはず)
ですので“re-exam/reexam”とはまず言いません。(“re”と“exam”にハイフンが入っているのは読みやすいため)
厳密には“reexam”もありますが、この“exam”は「試験」よりも(品質などの)「検査」を意味する「再検査」という意味合いで使う事が多いです。(もしくは“reexamination”)
中小企業診断士は年に1回実施されているそうですね。
TOEICみたく頻繁に開催されているのなら「今回は残念でしたがまた次回お越しください。」と言えますが、年1回で受験者の落ち度もなくて再試験(来年)というのはさすがに可哀そう。
改めてテストを作るのは大変だと思いますが、2次試験(今回のは1次試験)が10月29日にあるらしいので、そこに向けて作って同日開催とか出来ないのですかね?
今回受けられなかった人が報われる事を願います。
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Have a wonderful morning
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