「ジョー」「フミオ」との呼び合いを日本語に例えるとこんな感じ

おはようございます、Jayです。



岸田首相がアメリカ訪問から戻ってきました。

一部ニュースで「お互いを『ジョー』『フミオ』と呼んで親密ぶりをアピール」と報じていました。

ご存知の方も多いかと思いますが、アメリカで相手を下の名前で呼ぶのはごく自然な事です。

例外としては学校の先生や教授、スポーツチームの監督・コーチ、軍隊などですかね。(でも相手が下の名前で呼んでと言えばOK)

ですのでこういう報道がを見掛ける度に違和感を覚えます。

では“首相と大統領がお互いを名前で呼ぶ”というのは日本ではどんな感じなのかというのをお伝えしたいと思います。

注:いろいろな状況があるかと思いますが、今回は「〇〇首相・〇〇社長」など役職がある人の場合


「下の名で呼ぶのは『〇〇さん』といった感じ」


会社勤めの方は取引先の相手に会ったら「〇〇社長」など役職と一緒に呼ぶかと思います。

そして少し親しくなってくると役職を外してさん付けになるかと思いますが、英語で名前で呼ぶのはこんな感じです。


記者会見で岸田首相は「バイデン大統領」と呼んでいるのを耳にしますが「バイデンさん」と言っているのを聴いた事ありますか?

いくら“さん付け”でも会見の場では砕けすぎというか失礼な感じになりませんか?

バイデン大統領も記者達がいない所では“Fumio”と呼んでいるかもしれませんが、会見では“Prime Minister Kishida”(岸田首相)と言っています。

“でもそれなら名字で呼べばいいのにわざわざ名前で呼んでいるのはやはりすごい事なのでは?”

アメリカは相手の名字だけで呼ぶ事はまずありません。

名字を使うのはフルネームで言う時、役職を付けて言う時、Mr.やMrs.などで呼ぶ場合です。

ですので下の名で呼んだからと言って必ずしも“親密ぶりをアピール”とはならないのです。(もちろん日米には親密であり続けてほしいという思いは強くあります)


“じゃ~アメリカで親密のアピールとなるのはどんな時?”

ニックネームで呼んだり、後は名前以外の言葉遣いですかね。

バイデン大統領は実は「ジョー・バイデン」ではなく「ジョセフ・バイデン」です。(正式には“Joseph Robinette Biden Jr.”)

「ジョー」「キャリー」「ビル」などを本名の人がいますが、多くはニックネームです。

このようにすでに略称となっている人も多いですが、その略称以外で呼んでいたら親密ぶりが伺えますね。

あとは話しかけるなど相手の注目を集める時に“Excuse me.”(すいません)など一般的なのがありますが、“Yo.”(おい/な~)など砕けた英語で話しているのも仲良いと感じます。


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Have a wonderful morning

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