驚きを表す時に使う“Wow”と“Whoa”の違い

おはようございます、Jayです。



アメリカ人は驚いた時に“Wow!”や“Whoa!”などをよく用います。

日本では曲中の歌詞でたまに見かけますが、“んっ?”と思う事がけっこうあったので今朝は驚きを表す時に使う“Wow”と“Whoa”の違いについてです。

実は10年ほど前にこの事を記事にしたのですが軽くだったので今回はセルフカバーという事でw


“wow”(ワゥ)=「主にポジティブな驚きに対して」


“whoa”(ウォゥ)=「ポジティブ~ネガティブな事に対して用いるが、“wow”よりもネガティブな事に対して使う事が多い」


“wow”も“whoa”も厳密にはポジティブ・ネガティブな場合どちらでも出て来るのですが、私が日本の歌詞の中で一番気になったのが発音です。

いえ、日本語訛りという事ではなく、“wow”と“whoa”の発音が逆になっている事があります。

日本語で「ワォ」と書いたりしますがこれは“wow”です。

しかし“wow”と書かれているのに「ウォオ」と歌っている人を何人か見かけました。

“wow”はどう転んでも「ワゥ」で“whoa”は「ウォゥ」です。


次はニュアンスについてです。

“wow”は基本的にポジティブな意味合いで使います。

例:“Wow, this is so great(delicious)!”

「うわ~、これとても美味しい!」

しかしネガティブな事に使わないわけではありません。

例:“Wow, did you see that?”

「えっ、今の見た?」


“wow”は後でまだ戻ってきますが、取りあえずここで置いておいて次は“whoa”について。

“whoa”は乗馬で馬を止める時のコマンドで発します。

ですので日本語で相手の話に驚いて一呼吸置きたい時に「待て待て待て」や「オイオイオイ」と似た感じで使います。

例:“Whoa, whoa, whoa, do you really think that works?”

「待て待て待て、マジでそれうまくいくと思っているの?」

このようにネガティブ(少なくともポジティブではない)な時に用いることが多いですが、手品のすごいトリックを目の当たりにした瞬間などに“Whoa!”(えぇっ!)とポジティブな驚きを表す時に用いないわけではありません。


ではここで再び“wow”を戻しましょう。

あくまで個人的な印象ですが、少なくとも私自身もしくは周りの人達の使い道を感じて感じた違いです。

驚いてから一呼吸ある場合は“wow”で、驚いた瞬間もしくはその直後に発するのは“whoa”

先ほどの“うわ~、これとても美味しい!」(wow)は美味しさが口の中で広がるという時間があっての驚きですね。

逆に馬に止まってほしい時や手品にビックリするのは瞬間的な事なので“whoa”。

日本語で「えっ、えぇ~!」と言ったりしますが、時間的な感覚的には「えっ」という部分が“whoa”で「えぇ~」が“wow”です。(あくまで時間的な印象で“whoa, wow”とは言わないのでご注意を)


もしくは“驚きが主観的・客観的か”といってもいいですかね。

例えば驚いた瞬間は主観的になっているので“whoa”となりますが、ビックリした事が何かわかったりなど客観的になるに連れて表現が“wow”に変わります。

ですので私は虫が目の前を横切るなどの時は“Whoa.”です。

いかがでしたでしょうか。

少しでも違いが分かれば幸いです。


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Have a wonderful morning

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