おはようございます、Jayです。
今は大半の道路が舗装されていますね。
“国土交通省”による2020年の一般道路の舗装率は約82.5%で1970年は約15%だったそうです。
昭和初期か中期の新宿の映像を観た事あるのですが、たしかに道路が土だった気がします。
土が濡れると泥と呼ばれたりしますが、英語では“dirt”や“mud”などと言います。
今朝は「土・泥」を意味する“dirt”と“mud”の違いについてです。
“dirt”(ダートゥ)=「土・泥」
“mud”(マッドゥ)=「泥」
短く言うと“dirt”は「泥」を含む「土」全般なのに対し、“mud”は「泥」のみです。
競馬は芝生の上で行われているイメージがあるかもしれませんが、土のレースもありこれを「ダートレース」と言います。(アメリカで有名なケンタッキー・ダービーもダート)
この「ダート」の英語表記が“dirt”です。
晴れて競馬場のコースが良好な時は良とされますが、雨などで悪くなると稍重⇒重⇒不良へと変化し、ダートコースは土から泥やぬかるみへと変わります。(詳しくは“JRA”のページをご覧ください)
この泥が“mud”です。
“じゃ~乾いた「土」が‘dirt’で濡れて「泥」になったら‘mud’という事?”
“dirt”と“mud”の比較ならそれで良いのですが、厳密には“dirt”は「泥」も含みます。
日本語で考えてみましょう。
“「土」と「泥」の違い”を想像すると乾いた状態か濡れているかになるかと思いますが、「泥」をいったん忘れて「土」だけを想像すると濡れているのも「土」と呼びませんか?
英語も同じように“dirt”単体で考えると乾いていようが濡れていようが“dirt”です。
いかがでしたでしょうか。
「土」を総称したのが“dirt”で、“mud”は土が濡れた「泥」です。
余談ですが実は「地球」という意味でよく使う“earth”と言ったりする時もあります。
これは空などに対して「土・地面」という意味で用います。
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Have a wonderful morning
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