英語の発音:「シー ⇒ ジー」&“C ⇒ Z”

おはようございます、Jayです。



英語の発音って難しく感じませんか?

でも実際はちょっとの工夫で出来る事が大半です。

“そりゃ~バイリンガルだからだよ”とお感じの方もいらっしゃるかと思いますが、バイリンガルだからこそ日本語と英語の発音の仕方を考えている時に“あれっ、この発音似ているな”や“ここをちょっとこうするだけで英語の発音になるな”と感じるのです。

例えば“B”や“G”は日本語発音にの「ビー」と「ジー」」に近いので苦手意識を持っている方も少ないでしょう。

では“V”(ヴィー)や“Z”(ズィー)はどうですか?

“苦手”と思っている方、「ビー・ジー」にほんのちょっとの変化を加えるだけで出来ます!


まずはこの記事を書こうと思ったきっかけでもあるサロンパスのCMをご覧ください。(注目していただきたいのは6秒と8秒辺りの“CGです”の発音)


広瀬アリスさんは「CGです」と2回言っていますがどこか発音が違いませんか?

1回目は日本語発音の「シージーです」となっていますが、2回目は「CGですと言いたかったと思いますが「CZです」の発音になっています。

「シー」と「ジー」は“歯に当てる舌の圧の差”を少し変えるだけで出来、それを“C⇒G”に適用してしまったために起きたのでしょう。

裏を返せば“C”の発音が出来るようになれば“Z”もすぐ出来るようになる!

あと注目していただきたいのは広瀬さんが「シージー、CZ」と言っている時に口の形が同じ(変わっていない)というところ。


“御託を並べていないで早く本題に入って”と思われている方、長らくお待たせしました。

ではまずは「シー」をどうすると“C”に変わるかです。

静かにしてもらいたい時に人差し指を口に当てて「シー」とやった事あるかと思いますが、この時の歯に当てる舌の圧を弱めてください。

これが“C”の発音です。

“‘C’じゃなくて弱い「スー」みたくなった”という方は口元を最初から母音の“イ”の形(CM内の広瀬さんみたく)でやってみると出来ると思います。


そして“C”の時の歯に当てる舌の圧を少し強くする(舌の根元を口内天井に当てるぐらい)と“Z”になります。

“いやっ、それだと「ジー」に戻るのでは?”

「ジー」の圧は強すぎます。

圧を強めていくと舌や口の中が震えるのがわかるかと思いますがそこでストップです。

そこで発音すると“Z”です。

「シ」の出だしの音を出し続ける事は出来ても「ジ」では出来ないのは口の中の空気の流れを遮断しているからです。(これは“G”の発音も同じ)

逆に“Z”は遮断していないので音を出し続けられます。(寝ている時の様を“Zzzz”と表す事がありますがそれがこの音)

広瀬さんこの空気の遮断が少し足りていなかったので「CZです。」となりました。


いかがでしょうか。

このように日本語発音から一工夫で英語発音は出来ます。

ぜひやってみてください。


関連記事:

‘Voat’と‘Boat’の発音の違いとコツ”(こちらは“V”と“B”の違い)

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英語の発音が大変な時は


Have a wonderful morning

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