昨今のメディアの報道を観て思い出される2人の言葉

おはようございます、Jayです。



最近毎日フジテレビに関するニュースをテレビで見掛けます。

メディアのみなさんに問いたい。(フリーランスなど関係なくメディア全体)

ちゃんと相手をリスペクト(尊重する・敬意を払う)出来ていますか?

記者会見で怒号が飛んでいる場面を観ましたが、追及するためには何をしてもいいわけではありません。(フジテレビの人権意識を問うならまず追及する側が見せないと)

プレサンスの冤罪事件で公開された取り調べ映像で検察官が怒鳴ったりしているのを思い出しました。

そして第三者委員会の調査・報告の前に自分達で相手を追究する姿勢って兵庫県知事が百条委員会が開かれている最中に不信任可決されたのとどこか似ているな。


こういう報道を観て私の心に刺さったというか思い返されるあるお2人の言葉が思い出されました。

それは“紀州のドンファン”の裁判で裁判員をされた人と溺れていた子供達を助けようとして亡くなった男性の奥様です。


野崎幸助さんを殺害したとされる裁判で無罪判決を出した裁判員の一人が印象を聞かれた時に「ニュースや報道でみる事件と裁判員としてみる事件では全然違うので先入観は怖いなと思った。」と答えていました。

テレビでは被告が逮捕された時点からすでに犯罪者と断定するかのような報道の仕方だったと記憶します。

今のフジテレビに対する報道も“フジテレビはこんなにヒドイ会社だろう”とレッテル張りをしている感じに見えます。

トラブルに巻き込まれた当事者の社員だけでなくちゃんと真面目に仕事をしている多くのフジテレビ社員方々に同情します。

そしてフジテレビ社員の方々は自分達が取材対象となって得た(学んだ・感じた)事を今後の仕事に活かしてください。

フジテレビ(特に上層部)を擁護しているわけではないです。


そしてもう一人は溺れていた子供達を助けようとして亡くなった男性の報道です。

亡くなられた男性の奥様は報道を観て“美談にされて消費されたな”と感じたそうです。

確かにこういうニュースの多くは“いかに故人が素晴らしかったか”に重点を置いて、奥様がおっしゃっていた再発防止に関する事はあまり見掛けません。


例えばお笑いコンビ「かまいたち」の山内さんのお兄様がコンビニ店長で詐欺を幾度も未然に防いだニュースをよく見かけます。

もちろんそれ自体は素晴らしい事なのですが、↓この日テレNEWSは少しですがどこに怪しいと感じたか報じていて他のコンビニ店だけでなく私達も勉強になりました。

↓ニュース内でもあったかまいたちのお2人が実際に山内さん兄にインタビューしている映像はこちら(こっちはさらに勉強になる)



私がフジテレビの事で知りたいのは“中居さんと社員の間に何かあったか”というプライベートな事ではなくフジテレビは一社員がトラブルに巻き込まれた時の対処法の良かった点や悪かった点や改善や再発防止策はどんなことかです。

いや、厳密には私が知りたいわけではなくフジテレビに第三者委員会を通じてなりにやってもらいたい事ですね。

そしてこのニュースが“消費”で終わる事がないように願います。


日本国民の端くれの私ですが、もしメディアの方でこれを観てくださっている方がいて何か感じていただけたら幸いです。


Have a wonderful morning

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