おはようございます、Jayです。
警察から麻薬取締法違反の疑いが生じて新浪剛史がサントリーホールディングスの会長職を辞されました。
“Yahoo!ニュース”に「法令に触れなくても疑義があること自体が問題」と判断したサントリーホールディングスは新浪氏の辞任届を受理したそうです。
彼を擁護するわけではないですが、“疑わしきは罰せず”や“推定無罪”の日本で「疑義があること自体が問題」は恐いなと思いました。
この「疑わしきは罰せず・推定無罪」を英語で言うと?
「疑わしきは罰せず・推定無罪」=“innocent until proven guilty”(イナサントゥ・アンティォ・プルーヴァン・ギォティー)
例:
“It should be innocent until proven guilty, but everybody thinks he/she did it.”
「疑わしき罰せず(推定無罪)のはずなのにみんな彼/彼女がやったと思っている。」
“innocent”(無罪)+“until”(まで)+“proven”(証明される)+“guilty”(有罪)=「有罪と証明されるまで無罪」⇒「疑わしきは罰せず・推定無罪」
COPSというアメリカで大人気の警察密着番組があるのですが、そのオープニングで“All suspects are considered innocent until proven guilty in a court of law.”(裁判で有罪判決が下されるまで推定無罪です)と出てきます。
日本の警察24時にはこういうのがないせいか“逮捕=犯罪者”と捉える人がアメリカより日本の方が多いように感じます。
というか、この“innocent until proven guilty”という表現もおかしく思います。
なぜなら「〇〇まで」という“until”が使われているから。
これでは“いずれ有罪確定”です。
なら「〇〇でない限り」の“unless”を使って“innocent unless proven guilty”(有罪が立証されない限り無罪)にするべきでは?
新浪氏は法に触れる事はありませんでしたが、なぜ“自社製品”を使用しなかったのか疑問です。
いや、実際はしたと信じたいですが、自社製品があるのだから...
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Have a wonderful morning
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