英語の野球用語:「ショートバウンド」

おはようございます、Jayです。



映画の宣伝で俳優の松谷鷹也さんと上地雄輔さんが西武ライオンズの本拠地でそれぞれピッチャーとキャッチャーとしてセレモニアルピッチ(始球式)を行いました。

松谷さんは元ピッチャーらしく良い球だったのですが惜しくも上地さん手前で落ちるショートバウンドとなりました。

上地さんはこのショートバウンドに見事なブロッキング(後逸を防ぐ)を見せました。

さすが元横浜高校のキャッチャーと思わせるような咄嗟の動き。(松坂大輔さんの球も受けていた)


↓これがその時の動画(1:00~)


ボールが捕る選手の手前でバウンドするのを「ショートバウンド」と言いますが、実は英語ではこう言いません。

今朝はこの「ショートバウンド」を英語では何というかをご紹介します。


「ショートバウンド」“short hop”(ショートゥ・ハップ)


例1:

“He caught a short hop and showed he still has the skills.”

「彼はショートバウンドの球を捕ってまだ腕が衰えていない事を見せた。」


例2:

“Short hop balls are very difficult to manage.”

「ショートバウンドのボールは対処するのが非常に難しい。」


日本語はおそらく“short”(短く)と“bound”(跳躍・跳ねる)を合わせたものと思われます。

しかし英語ではこういう時は“hop”(跳ねる・ホップ)を使うので“short hop”となります。

私が“short bound”と言われたら“跳ねる距離自体が短い”と受け取ります。


厳密には“short hop”は野球に限らずテニスなど他のスポーツでも耳にします。

テニスでも“short hop”のボールを打つ機会はたまにあって「ライジングショット」と言われたりもしますね。

テニスコートは野球グラウンドに比べて平ら(&テニスラケットは野球グラブより大きい)なので打ち返しやすいですが、野球(主にサードをやっていました)は思わぬ方向に“hop”(跳ねる)事があるので本当に難しいです。

ですので上地さんのプレーは本当にすごい!


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