おはようございます、Jayです。
“サンスポ”に読売ジャイアンツの田中将大投手が打席で送りバントを試みていた時、ソフトバンクホークスのスチュアート投手から時速152キロの直球が顔面付近に来て思わず仰け反って避けて激高した事が書かれていました。
これは故意ではなかったと信じたいですが、日本でこういう打者が仰け反ったりすうようなボールを「ビーンボール」と言っているのを耳にします。
今朝はこの「ビーンボール」を英語では何と呼ばれているかをお送りいたします。
「ビーンボール」=“brushback (pitch)”(ブラッシュバック・ピッチ)
例:
“Almost hit the batter. Do you think that was a brushback pitch?”
「もう少しで打者に当たるとこだった。今のはビーンボールだっだと思う?」
“No, I don't think it was intentional. So, it was just a wild pitch.”
「いや、今のはわざとではないと思う。なので単なる暴投でしょう。」
“じゃ~「ビーンボール」ってどこから来た単語なの?”ですが、アメリカの野球でも“beanball”は存在しますが日本での意味が少し違います。
“bean”は昔のスラングで「頭・脳」なので、“頭(もしくはそこ付近)に当てる目的で投げる球”(いわゆる「危険球」)というもので大変危険です。
何かの仕返しにわざと当てる「報復死球」がありますが、いちおうエチケット(?)でお尻など上の方には投げないのでこれはビーンボールと少し違います。
“‘brushback pitch’はどう違うの?”
“brush”は日本語でいう「ブラシ」の事ですが「かすめる」という意味の動詞もあります。
ですので“打者をかすめて下げる投球”という意味で当てる意図はありません。
なぜ投げるかですが、打者によってはホームベース近くに構えてストライクゾーンの一部が隠れるように構えます。
つまりこれはピッチャーの邪魔をしているので警告の意味で投げたりします。(仮にストライクゾーンに投げられた球に当たっても死球ではなくストライク)
他には外角狙いの打者を惑わせる目的などです。
英語では全てが「ビーンボール」ではないのでお気を付けください。
頭付近を意図的に充てる目的なら“beanball”で、当てる意図がない場合は“brushback pitch”です。
関連記事:
“「頭部死球」を英語で言うと?”(意図の有無関係なしに)
“Unwritten Rules”(アメリカ野球の不文律)
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