「反対する」を意味する“Disagree”、“Object”、“Oppose”の違い

おはようございます、Jayです。



検察庁法改正が話題になっていますね。

俳優やミュージシャンなど、著名人がこの法改正に反対しています。

“政治家は新型コロナウィルスだけに集中しろ”だの“検察庁が政府のご機嫌を伺う事になる”などなど。

今朝はこの「反対する」を意味する“disagree”、“object”、“oppose”の違いをやります。

基本的に混乱を避けたり深く掘り下げたいので「〇〇の違い」という事は2単語ですが、今回は3つにさせていただきました。


“disagree”(ディスアグリー)=(意見や提案に)「賛同出来ない」


“object”(アブジェクトゥ)=(意見や提案に)「反対する」


“oppose”(アポゥズ)=「(言動で)反対する・阻止する」


詳しい違いを説明する前に少し私の意見を言わせてください。

私は(検察はちょっと違うかもしれませんが)三権分立は大事だと思うので、裁判所にしろ検察庁にしろ政府の影響を受けない独立した組織であるべきだと思うので、そこに政府が入って来られるようになるのは反対です。(そこ以外は特に反対はありません)


しかし“政治家は新型コロナウィルだけに集中しろ”という意見には賛同できません。

確かに新型コロナウィルスが優先事項に違いはないと思いますが、日本が抱える問題や課題は新型コロナウィルスだけではありません。

もし“国民は新型コロナウィルスだけに集中しろ”となれば、感染予防のために働きに外出はダメと(少し強いかもしれませんが)言っているのと同じような事ではないでしょうか。

“disagree”はこの「反対する」と言えますが、これら3つの中では一番柔らかいと言いますか、誰かの意見や提案に対して“自分の意見は違う”という時に使います。


例:

“I mainly agree with his opinion, but I disagree with the part that politicians should only focus on the new coronavirus.”

「基本的に彼の意見に賛成ですが、政治家は新型コロナウィルスだけに集中すればいいという箇所には賛同できません。」


“object”は完全に「反対する」で、その意見や提案を否定する(認めない)時に使い“disagree”よりもやや強い印象を与えます。

例えば何かの好き嫌いで、“disagree”が「好きじゃない」だとすれば“object”は「嫌い」。


例:

“I object with this bill.”

「私はこの法案に反対です。」


“disagree”と“object”は口頭(意見を言う)だけですが、“oppose”はそこに行動が伴います。

例えばTwitterで意見を言う場合は“disagree”や“object”。

そこでさらに法案を阻止しようと署名活動を行ったり政治家が直接反対に投票するなど、行動に移して反対する事が“oppose”です。


ちょっと今朝は時間がなくて私が駆け足で書き上げてしまいましたが、お役に立てたら幸いです。

もし何か新たに思いついたりする事があれば追記します。


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Have a wonderful morning

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