おはようございます、Jayです。
テニスの大坂なおみ選手が2018年の全米オープンからうつ病(鬱病)と闘っていた事を公表されましたね。
この「うつ病」を英語で言うと?
「うつ病」=“major depressive disorder”(メィジャー・ディプレッスィヴ・ディスオーダー)
例:
“Naomi Osaka said she had suffered long bouts of major depressive disorder since the US Open in 2018.”
「大坂選手は2018年の全米オープンから長きに渡ってうつ病と闘っていたと言った。」
“major”(深刻な)+“depressive”(憂鬱な・うつ病の)+“disorder”=「深刻な憂鬱な障害」=「うつ病」
“大坂選手はTwitterで‘major depressive disorder’ではなく‘depression’という言葉を使っていたけど?”
はい、一般的には“depression”(ディプレッシャン)がよく使われるしこちらを目・耳にする機会が多いと思います。
他の言い方に見受けられる表現は「臨床の・病床の」を意味する“clinical”(クリニカォ)を使った“clinical depression”。
“depression”は“depressive”(形容詞)の名詞形で「落ち込み」(病気に限らず)という意味でも使われます。
日本で精神科医に通うのは鬱病など精神的な病気を抱えているのではないかと疑ってからかと思いますが、アメリカで精神科医に通う事はごく普通の事であり、“悩み相談”など気軽な感覚(予防目的なども含め)で行きます。
死別などの別れ・大病・人生の大きな壁に挫折などは誰にでも起こる可能性はあるように、うつ病は誰にでも起こり得ます。
そしてうつ病は後ろめたい事でも恥ずべき事でもないので、アメリカでうつ病にかかって公表する人はけっこういます。
大坂選手が言っていた2018年全米オープンの決勝で戦ったセリーナ・ウィリアムズさんは2011年に公表していますし、水泳でオリンピックの金メダルを20個以上獲得したマイケル・フェルプスさんもそうです。
他には歌手のレディーガガさんや元プロレスラーで俳優のドウェイン・ジョンソンさん(ザ・ロック)も公にしています。
大坂選手はうつ病を発症した後も毎年グランドスラムのどれかで優勝していてすごいですね。
そしてゆっくり好きな事をしていただきたいです。
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Have a cozy morning
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