おはようございます、Jayです。
今月は株主総会が多いですが、日本の報道を観ていて不思議に思った表現があります。
それは「物言う株主で有名な〇〇」など“物言う株主”と表現している事。
「株主ってそもそも物言うものじゃないの!?」
そもそも株主って何でしょう?
一言で言うと会社の株を持っている人達ですね。
なぜ株を持つのでしょうか?
“投資目的”や“株主優待が欲しいから”など理由は様々あるかと思います。
ところで私達は自分の国や地域をより良くしたいから自分の考えに近い人を選挙で選んで議員として代わりに働いてもらいますね。
株で置き換えると、この“国や地域”は「会社」の事で“議員”は「取締役」です。(株主はそれ以外に経営方針なども決められます)
政治家を選ぶ選挙は首相だろうと私だろうと1票しか投票出来ませんが、株式会社の株は複数持つ事が出来て多ければ多いほど自分の考えを会社に反映しやすいです。(そして株主優待の中身も保持株数に応じて変わる)
有権者の私達が自分の国に対して意見するのはおかしいでしょうか?
ですので株主がその会社に自分の意見を言うのって何も悪い事でもおかしい事ではないはずです。
アメリカの株主は日本以上に物を言って厳しい目で見ているので、“株主を最優先に考えてやっている会社”というのがけっこうあります。
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Have a wonderful morning
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