おはようございます、Jayです。
観光船の事故やサッカー部員に対する暴力など最近は特に誰かが謝罪する場面をテレビでよく見かける気がします。
この「謝罪する」を英語で言うと?
「謝罪する」=“issue an apology”(イシュー・アン・アパラジー)
注:イギリス英語の“apology”は「アポラジー」
例:
“I want to issue an apology for yesterday's meeting.”
「昨日の会議について謝罪したいと思います。」
“issue”(出す)+“an”(とある1つの)+“apology”(謝罪)=「1つの謝罪を出す」⇒「謝罪を表明する」=「謝罪する」
「謝罪を表明する」なんてどこかかしこまった感じがしますよね?
ですので“issue an apology”は改まった謝罪の時に使われ、今回の観光船やサッカー部の事など重大な結果を招いた時に使う事が適しています。
より一般的と言いますか日常会話で使う「謝罪する」は“apologize”(米:アパラジャィズ)、“apologise”(英:アポラジャィズ)です。
“apologize/apologise”がより口語的といっても謝罪会見で使っても問題ありません。
例えば上記例文を“I want to apologize”にしてもOKですし、“I would like to apologize”にするとさらに丁寧な表現になります。
感覚的には“want to”は「〇〇したい」で“would like to”は「〇〇させていただきたい」ですかね。
日本でも最近審判の行動がニュースになりましたが、アメリカのメジャーリーグでもとある審判の行動が波紋を広げています。
メジャーリーグの審判はピッチャーが不正をしていないか攻守交代のタイミングで確認する時があります。
今まではグラブ以外にベルトの内側や帽子など確認していましたが、今はグラブや手のひらを触るそうです。(ベタベタする松ヤニを付けていないかなど)
アリゾナ・ダイアモンドバックスの投手がチェックを受けた後に審判から退場宣告をくらいます。
彼は不正をしていたわけではなく、チェックの仕方が不気味だった審判に暴言を吐いたからだそうです。
その動画がこちらです。
普通は触っている手を確認しているのに、この審判は終始投手を見ていました。
ハンドマッサージか!(笑)
この審判はこの行動で懲戒処分を受けて謝罪を表明しています。
アメリカの有名なスポーツチャンネルの“ESPN”に載っており、せっかくなのでその謝罪文(抜粋)と日本語訳を出させてください。
見出し:
“Umpire Dan Bellino issues apology after ejecting Arizona Diamondbacks pitcher Madison Bumgarner”
「ダン・ベリーノ審判はアリゾナ・ダイアモンドバックスのマディソン・バムガーナー投手を退場させた事に謝罪を表明」
謝罪文:
“When I began my MLB career almost 15 years ago, I received some good advice.I was told to umpire every game as if my children were sitting in the front row. I fell short of those expectations this week. While I can't go back and change what happened, I take full accountability. I will learn from this incident, and I sincerely apologize.”
「私がメジャーリーグで仕事を始めたおよそ15年前にいくつかの良いアドバイスをいただきました。
自分の子供が前列で毎試合観戦しているかのように審判しろと言われました。
今週はそのアドバイス通りの仕事が出来ませんでした。
戻ってやり直す事は出来ませんが、全ての責任を負います。
この事から学んで、心の底から謝罪します。」
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Have a wonderful morning
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