「何とお礼を言ったらいいか・何とお礼を申し上げればよいか」を英語で言うと?

おはようございます、Jayです。



本日は11月の第4木曜日なのでアメリカでは感謝祭の日です。

感謝祭のディナー(と言っても始まるのは大体午後の早い時間)では食べ始める前に一人一人誰に感謝しているかを述べるのが通例です。

命の危険から助けてくれたなど感謝してもしきれいない時に「何とお礼を言ったらいいか」や「何とお礼を申し上げればいいか」と言ったりしますが、これらを英語で言うと


「何とお礼を言ったらいいか・何とお礼を申し上げればいいか」“How can/could I ever thank you (enough)?”(ハゥ・キャン/クドゥ・アィ・ヴァー・サンク・ユー・イナフ)


例:

“How can I ever thank you?”

「何とお礼を言ったらいいか。」

“It was nothing.”

「いえ、大した事してませんよ。」


“‘can’と‘could’で違いはあるの?”

一般的には“could”の方が丁寧な表現ですが、ここでの“can”と“could”はそこまで差がありません。

私個人の感覚をあげるなら“could”はかしこまっていて“can”はより感情が入っている印象ですね。


実はこの表現は“How can I ever thank you enough for all you've done?”を短縮したものです。

これは長時間/長期間いろいろしてくれた相手に対して言う言葉です。(例えば物件探しから引っ越しの手伝いまでしてくれた友達や長期間の入院で面倒を見てくれた看護師や医者など)

今朝ご紹介したのここから“for all you've done”を取り除いたものですが、ここを取り除いても表している感謝の気持ちまで減るわけではありませんので安心してください。

もっと言うと“enough”も取って“How can I ever thank you?”でもOKですしこちらも大差ありません。


気を付けて欲しいのは“ever”を入れるか入れないかで意味合いが変わるところです。

入っていると「何とお礼を言えばいいのか」と感謝の気持ちを表しているのに対し、“How can I thank you?”だと「何でお礼すればいいですか?」と相手に何か欲しいものはないかと聞いている事になります。

もちろん単に“thank you”ではなくこの表現を使うという事はそれだけありがたい事をしてくれた相手というわけですが、“ever”があるかないかでこれだけ意味が変わるのでご注意ください。


気を付けていただきたい事がもう一つ。

個人的に感謝を述べる時は“I”で良いのですが、家族を代表してなど感謝している人達が複数の場合は“we”を使ってください。

“How can we ever ~”

この“we”を使う場面で“I”を使っているというのを日本人に多く見かけます。


皆様、いつも私のブログを読んでくださってありがとうございます!

さらにお役に立てるように引き続き頑張ります。


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Have a wonderful morning

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