おはようございます、Jayです。
今日は海の日なので海に行かれる方もいらっしゃるかもしれません。
お酒を飲んだら海に入らないのも大事ですが、人が海で溺れる主な原因の一つである離岸流を見つけたり気づいたりしたら近づかないのもご自身の命を守るのには重要です。
この「見つける・気づく」を英語で言うと?
「見つける・気づく」=“spot”(米:スパットゥ、英:スポットゥ)
例:
“Is it easy to spot rip currents?”
「離岸流を見つける(に気づく)のは簡単?」
“According to Surf Life Saving Australia, many people get it wrong. I'll show you their video later.”
「オーストラリアのサーフ・ライフ・セービングによると多くの人は出来ていないらしいです。後で彼らのビデオをお見せしますね。」
“‘find’と何が違うの?”
“find”はより広い意味で、何かを見つけた後の「手に入れる」といった部分まで含まれて使う時があります。
“spot”は「手に入れる」までは含まれておらず、主に目視で何かを見つけたり気づいたりする時に用います。(時に触覚などでも違いを見つけた時に使ったりも)
“spot”が使えるなら“find”で代用できますが、“find”が使えるところ全てで“spot”が使えるわけではありません。
しかし“find”も“spot”のどちらも使える場面でも、“注視して”などそれなりの努力をした結果なら“spot”の方がより適している事が多いです。
それでは先ほどご紹介した“Surf Life Saving Australia”の“How to Spot a Rip Current”(離岸流の見つけ方)の動画をお見せします。
もちろん後で日本語の解説を載せますが、全編オーストラリア英語です。
アメリカ英語やイギリス英語は“a”を「ア」や「エィ」と発音しますが、オーストラリア英語の「ア」や「アィ」と、どちらもア(もしくは“ア”に近い「エ」)となる事があります。
例えば波の複数形を意味する“waves”ですが、アメリカ英語は「ウェィヴズ」なのに対してオーストラリア英語は「ワィヴズ」です。
主要部分の解説:
波は岸へ到達した時に沖へ戻ろうとします。
戻る時に波はより(水深が)深い所を伝って沖へ戻り、これらが離岸流となります。
海岸から真っすぐ沖へ向かうものもあれば、沖へ斜めに進むものもあります。
・海水の色がより濃くなっているところ
・砕波が周りよりも少ない
・さざ波が集まっているところ
・泡、(砂などで)濁った海水などが波を越えて沖に向かって流れている
離岸流はこれら全部が一気に現れるわけではなく、どれか1つや2つのみもあります。
海に入る前に必ずこれらに注意してください。
また、わからない事はライフセイバーに聞いたり彼らの指示に従いましょう。
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Have a wonderful morning
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