(温度などを)「下げる」を英語で言うと?

おはようございます、Jayです。



暑いですね。

今日も関東甲信地方から沖縄まで熱中症経過アラートが出ています。(そして東北と北海道は雨による災害に注意)

暑い時は冷房の風量を上げたり温度を下げたりしますが、この「下げる」を英語で言うと


「下げる」“lower”ロゥワー)


例:

“Hey Earth, could you lower the temperature a little?”

「地球さん、少し温度を下げてくれない?」

“How much?”

「どれくらい?」

“How about a few degrees?”

「数度は?」

“Sure thing.”

「いいよ。」

“Thank … Hey, I meant Celsius and not Fahrenheit!”

「ありが…ちょっと待って、華氏(℉)じゃなくて摂氏(℃)だよ!」


以前も“lower”をご紹介しましたが、その時は窓など物理的な事でしか伝えていませんでした。

“lower”は気温など数字の時にも使えます。


“‘reduce’と何が違うの?”

“reduce”は“lower”の類語でどちらを使ってもおかしくない場面がありますが、「削減する」というニュアンスの時は“reduce”を使いましょう。


ではそれを踏まえて問題です。

「音量(volume)を下げる」は“reduce/lower the volume”のどちらでしょうか?

正解:

音量は(「削減する」とは言わずに)「下げる」なので“lower the volume”です。


ただし“volume”は音量だけでなくいろんな「量」を意味するので、ゴミの量など何かの量を削減する時は“reduce”を使います。

例:

“We were able to reduce the amount of trash by 15%.”

「私達はゴミの量を15%削減する事が出来ました。」


“両方の単語が使える時ってどんな時?”

先ほども少し申しましたが「下げる」と「削減する」のどちらが入ってもおかしくない時です。

例えば病気などのリスク。

「リスクを下げる」と「リスクを削減する(減らす)」のどちらを使ってもおかしくないと思いますが、英語でも“lower/reduce the risk”のどちらでもOKです。

例:

“Drink plenty of fluids with electrocyte and it will lower/reduce the risks of heat exhaustion and heat stroke.”

「電解質と共にたっぷりの水分を補給すれば熱疲労や熱中症のリスクを下げられます/減らせます。」


“「下げる」が‘lower’なら「上げる」は‘higher’?”

辞書によっては「上げる」という動詞に“higher”を載せているところもありますが、まずこの意味で使う事はありません。(少なくとも私の記憶にない)

「より高い」といった形容詞で使う事はよくあります。

「上げる」は“raise”(レィズ)で“reduce”の逆の「増やす」は“increase”(インクリース)です。


熱中症にかかった人の中には足など筋肉がつった事ある方もいらっしゃるかと思います。

筋肉は水分や電解質(ナトリウムなど)が必要でこれらが足りなくなるとつったりするので、筋肉がつる方は水分補給などをしましょう。(夜中に足がつるなどの時も)

他には“厚生労働省”も紹介している“親指の爪の先を押して元の色に戻るまでの時間(目安は3秒以内)”で熱中症のチェックは簡単に出来るのでお勧めです。


関連記事:

(窓などを)「下げる」を英語で言うと?”(同じ単語)

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Have a wonderful morning

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