おはようございます、Jayです。
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が35号ホームランを打ってホームラン・ランキングを独走しております。
昨日の35号ホームランを見ましたか?
見逃したけどご覧になりたい方はどうぞ!
高く上がったボールでしたが見事フェンスを越えましたね。
この高い軌道を描く「ホームラン」を英語で言うと?
「ホームラン」=“moonshot”(米:ムーンシャットゥ、英:ムーンショットゥ)
注:“moon shot”と2単語にする人あり
例:
“Shohei hit a tying two-run moonshot in the seventh inning.”
「大谷選手は7回に同点となる2ランホームランを打ちました。」
NASAなどの「ロケットを月へ打ち上げる事」を“moonshot”と言い、以前は“ロケットのように高く飛ぶ打球だからこう呼ばれているのかな”と思っていましたが違いました。
ドジャーズなどに所属した元メジャーリーガーのウォーリー・ムーン(Wally Moon)さんの影響です。
ドジャーズが今のLAに本拠地を移した当時に使っていた球場はアメフトの場所(長方形)を使っていてたのでいびつな形をしていました。
特にレフト側のフェンスまでは極端に短く、ホームランが簡単に出ないようにフェンスをとても高く作りました。(ボストン・レッドソックスのグリーン・モンスターよりも高かった)
そこで右投左打で流し打ちホームラン(左打者はレフト方向)を得意としていたウォーリー・ムーン選手はボールを高く打ち上げてホームランが出るようにしました。
そんな彼にちなんで高い打球のホームランは“moonshot/moon shot”と呼ばれるようになったのです。
先ほどのMLBの動画ではありませんでしたが、“FOX SPORTS”は“moonshot”を使っていました。(それも強調したいためか“MOONSHOT”と全部大文字で)
関連記事:
“(ホームラン以外で)「ホームラン」を英語で言うと?”、“その2”
“英語の野球用語:「疑いのないもの」”(最近では「確信歩き」と呼ばれている)
Have a wonderful morning
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