おはようございます、Jayです。
連日台風のニュースが飛び込んできますね。
台風の予想進路図の予報円で何か気づいた事ありませんか?
実は予報円が従来よりも小さくなっているのです。
“気象庁”によると、数値予報技術などが良くなって5日先の予報円は最大40%削減出来るようになったそうです。(今年の6月26日以降に発生した台風から適用とのこと)
この「予報円」を英語で言うと?
「予報円」=“forecast cone”(フォーキャストゥ・コゥン)
注:イギリスで“cone”を「カゥン」と発音する人もいる
例:
“Due to advances in technology, forecast cones become smaller up to 40%.”
「技術の進化により予報円が最大で40%小さくなりました。」
“cone”は地面にあるカラーコーンやアイスクリームのコーンなどの「コーン」で日本語にすると「円すい」です。(注:とうもろこしの「コーン」は“corn”)
日本は「円」ですが英語では「円すい」で表しています。
プロジェクトなどで何か先を見通す時、最初は不確実な事が多いけど、計画が進んでいくと徐々にそのわからないものが取り除かれて行きますね。
この不確実な事が段々と絞られて行く様から“Uncertainty of Cone”(不確実性の円すい/コーン)と呼ばれています。
“あれっ、でも台風は逆に先に行けばいくほど不確実性が増えてくるのでは?”
そうですね、台風は従来の“Uncertanity of Cone”と逆の形です。
状況は逆ですが“cone”の形に変わりないので「予報」を意味する“forecast”を加えて“forecast cone”と呼ばれています。
↓こちらはダンズ気象予報士がアメリカの予報円の見方について解説しています。(台風もハリケーンも同じものだけど場所で呼び名が違う)
予報円が伝えているもの。
1. ハリケーン(の目)の現在地
2. ハリケーンの中心地がいつどこ辺りにいるか
3. ハリケーンがどれくらいの強さか
そして彼が特に強調して伝えていた事は“予報円外の所にもハリケーン(台風)の被害をもたらす”です。
予報円はあくまでハリケーンや台風の中心地がどこにあってどこへ行きそうかで、予報円は影響を与えうる全てのエリアを伝えているわけではありません。
ですので私は関東に住んでいて予報円から外れてきましたが準備はしています。
皆様もお気を付けくださいませ。
必要な所(貯水率が低いダムなど)に雨が降ってそれ以外は被害が最小になる事を願います。
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Have a wonderful morning
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