「時間(期限)が迫っている」を英語で言うと?

おはようございます、Jayです。



8月下旬で9月まであと10日ですが、北海道の一部など場所によってはもうすでに2学期が始まっているところもあるみたいですね。

ところで夏休みの宿題は終わっていますか?

まだと言う方は始業式までの時間や宿題提出の期限が迫っているので今日にも開始しましょう。

この「時間(期限)が迫っている」を英語で言うと


「時間(期限)が迫っている」“the clock is ticking”:ダ・クラック・イズ・ティッキング、:ダ・クロック・イズ・ティッキング)


例:

“Jay, you haven't done/finished your homework yet? Hurry up, the clock is ticking!”

「ジェイまだ宿題やって/終わっていないの?急いで、時間が迫っているよ。」


“clock”は「時計」という意味で、“ticking”は“カチカチと時計が進んでいる音やその様”の事です。

“えっ、時計が動いている時って音なっているっけ?”と思われているお若い方、それはデジタル時計です!w

アナログ時計(長針や短針があるやつ)は音が鳴っていますよ。

「時計がカチカチと進んでいる」⇒「時間が過ぎていく」⇒「時間や期限が迫っている」

ですので「時間がなくなる・もうすぐでタイムアップ」など残り時間が少ない事を表したい時はこの“the clock is ticking”が使えます。


2002年に歌手の平井堅さんが「大きな古時計」(My Grandfather's Clock)をカバーして大ヒットしました。

この中で「チクタク」と歌っている箇所があります。

日本語で時間が進む時の音は「カチカチ」と表現されていますが、英語では「チクタク」です。

英語表記では“ticktock”、“tick-tock”、“tick tock”などです。(ちなみに人気アプリの“TikTok”の語源はこれ)


“あれっ、‘ticktock’なら「チクク」ではなく「チクク」なのでは?”

はい、イギリス英語ではそうです。

アメリカ英語では「熱い/暑い」を意味する“hot”など“o”の発音が「オ」ではなく「ア」の発音に近づく事がけっこうあります。

ですので上記“clock”の発音表記もイギリス英語では「クロック」ですがアメリカ英語では「クラック」としました。

ちなみに“o”ではないですが“water”の発音もアメリカでは「ウォーター」(イギリス発音)ではなく「ワーター」や「ワーラー」と書かれたりするのも同じ理由です。


“例文の‘done’と‘finished’の2つが書かれているけど違いはあるの?”

基本的には同じです。

“done”は「やる・する」を意味する“do”の過去分詞形で“finished”は「終わる」を意味する“finish”の過去分詞形(過去形も)ですが、「やる」と「終わる」て考えてみましょう。

「やる」は完了しするという意味もあれば取り掛かるという意味もありますね。

一方で「終わる」は完了のみです。

ですので厳密には“done”は終わっていなくても少しでも取り掛かっていれば成立します。

なのでお子さんに英語で会話しているご家庭は誤解を生まない(言い訳させないw)ためにも“finish”を使って、“Have you done your homework?”や“Did you finish your homework?”と聞きましょう。


おっと、長くなりましたね。

これ以上書くとさらに宿題する時間がなくなるので今日はこの辺で。


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