おはようございます、Jayです。
全ての自衛隊の方々には日頃のお仕事感謝しておりますが、海上自衛隊のちょっと耳を疑うニュースが入ってきました。
20代の隊員がセクハラ被害を訴え、拒否しているにもかかわらず上司から加害者隊員との面談する事を強要したそうです。
面談内容は加害者の謝罪だったそうなので上司は良かれと思っての事かもしれませんが、被害者が拒否しているのにもかかわらず会わせるのは酷いです。
被害を受けた隊員はその後うつ病と診断されて退職されたそうです。
こういう被害者が事件後に何かを強要されたり誹謗中傷を受けたりなど、何かしらの形で再び被害に遭う事を二次被害と言いいますね。
この「二次被害」を英語で言うと?
「二次被害」=米:“secondary victimization”(セカンダリー・ヴィクタマゼィシャン)、英:“secondary victimisation”(セカンドゥリー・ヴィクティマィゼィシャン)
例:
“They could have prevented the secondary victimization if they granted her request.”
「彼らは彼女の要求を聞き入れていれば二次被害は防げていた。」
“victimization”=“victim”(被害者)+“ize/ise”(〇〇化)+“ation”(動詞を名詞に変える)=「被害者化する/させる事」⇒「被害者にする/させる事」(被害者を生ませること)
“secondary”(二次の・第2の)+“victimization”(被害者にする/させる事)=「二次被害」
被害を訴えられて組織が動いたのは良かったですが、まずは被害を訴えた方の意見を尊重してください。(特に今回のように会いたくないと言っているならそうしなくて済むように配置換えをするなど)
私は大学時代に友達からレイプ被害を相談された事があります。
話しを聞いて一緒に警察に行こうと促しましたが、その人はそれを拒んだのでそれを尊重して警察に行く事はしませんでした。
被害を受けた元隊員のこの先の人生が幸せでいっぱいである事を願っております。
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